ひとひらの作品情報・感想・評価

『ひとひら』に投稿された感想・評価

彼女がカメラのシャッターを下ろすことと、彼が唇に紅を差したこと。そのふたつは物語における意味体系ではまったく同等にもかかわらず、ショットの強さが伍していないという瑕疵。しかし丁寧にひとつひとつ積み上げてつくられている作品で、その手つきに好感は憶えた。
ユ

ユの感想・評価

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2人の表情と間が繊細につくられていて良い。ラストカット好き
不安定な中高時代を思い出した。ゆるやかに流動的に生きていく、が誰にでも許されていてほしい
Okazaki

Okazakiの感想・評価

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早稲田松竹での上映時(2018)に。ほぼ覚えてないんだけど、とても清冽な印象が残ってる。もう一度観たい…
京都国際学生映画祭1日目にて。

ロードムービーという形式が凄くテーマに合っていた。
中性的な顔立ち・髪型の俳優2人をメインに据えていたのもまた、テーマにぴったりで。

あの独特の淡い画面はシネマカメラを使用したとのことですが、最初のシーンは特に光の描写が美しかった。
劇中に登場するフィルムカメラのイメージとも重なる。

駐車場で2人が夜を過ごすシーンがとても好きだった。片方が起きているというのもベタでまた良いです。
あの構図はいろんな映画で出てくるけど、どれもロマンチックで古びないなぁ...

なかなか観る機会が得られないレアな映画でした...良かったな...
Mika

Mikaの感想・評価

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登場人物のバックヤードで
語りすぎが否めない

が、

光の使い方が意味がわからない程良い
撮影した人がすごい
漂う岩井俊二感があんま好きじゃない。ロケハンお疲れした。僕の誕生花の花言葉は「どこでも成功」です。
てぃと

てぃとの感想・評価

4.0
幼馴染を演じる 芋生悠悠さんと青木柚さんが 大人になる前の 微妙な年頃の2人を好演。
自分の母親の生活ぶりを見て 大人になるのが 穢れる事ならば 大人にはなりたくないと思う。しかし 成長と共に 身体は大人になっていく。2人の 心の揺れが伝わってきて 苦しくなりました。
はい

はいの感想・評価

3.8
男の部屋に行くことは合意のサインと考えるべしという認識が「大人になること」ならさ、私は大人になりたくないって思う。性って、男女って、そんな単純に割り切れるものじゃないでしょう。そんな浅いものじゃないでしょう。
ああいう事件があった今だからこそぜひみんなに観てほしい映画です。
氷

氷の感想・評価

3.8
一瞬一瞬が美しかった。陽一は何故セーラー服を着るようになったのかどうしてそれを隠してるのか、でも最後はキスをして、男女としての想いなのか、どういう想いでキスしたなかちょっと分からなかった。けど美しかった。

このレビューはネタバレを含みます

人は線を引きたがる。子供と大人、男と女といった具合に。だが現実には、一人の中に男の子が、女の子が、男が、女が混沌としていて、その濃淡は時と共に、あるいは他者との関わりの中で絶えず変容している。この映画は、その最も美しく、そして儚い一瞬を切り取ったフォトアルバムである。

いずみを演じた芋生悠は早稲田松竹の舞台挨拶で、子供にも大人にも男子にも女子にも所属していない人だったと話していた。最適な女優が最適な時に最適な役を演じた幸福に、この映画は包まれている。旅をした二人に、観客席が満開だったことを教えてあげたい。


People like to draw a line, for example, between boys and girls or men and women. In fact, however, one person has a chaos containing a boy, a girl, a man and a woman, whose gradation always changes over time or through communications with others. This movie is a photo album that shows the most beautiful and fragile moment of the tint.

Haruka Imou, as Izumi, told the audience at the Wasedashochiku theater that she had not belonged to children, adults, males or females. Happiness that the perfect actress acts as the perfect character at the perfect time pervades the picture. I want to tell the two travelers that the seats were in full bloom.
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