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リダンス
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リダンスの作品紹介

リダンスのあらすじ

⼯場勤務のユトゥカは、ダンスパーティーで出会った⼤学⽣アンドラーシュと恋に落ちる。彼に拒絶されることを恐れたユトゥカは、⾃分も学⽣であることを装い、名前も偽る。やがてアンドラーシュはユトゥカの素性を知るが、両親には真実を告げられずにいる。両家合同の⾷事会。アンドラーシュ家の階級意識が剥き出しになっていく。

原題
Szabad lélegzet/Riddance
製作年
1973年
製作国・地域
ハンガリー
上映時間
81分
ジャンル
ドラマ

『リダンス』に投稿された感想・評価

3.9
"じゃあチーズパスタ15人前で😎"
共産体制下ハンガリー🇭🇺の恋愛映画の皮をかぶった社会批評作品。70年代東欧の不平等を容赦なく描いていて面白かったです。上品な小悪魔ユトゥカは実は縫製工場で働く労働者階級の女の子。ダンスパーティーで出会った大学生の青年に恋をするが、、社会的地位の格差で本気の恋は簡単にひび割れてしまう悲しいお話。社会的階級、制度の圧力、身分偽造の嘘が交錯する中で、恋という滑稽さと悲劇が同居する。チーズパスタ頼みまくったり、レコードの音量あげまくったり、繊細なユトゥカの葛藤と苦しみが顕著に伝わってきてよかった。女子目線だとあの序盤と最後の執拗な乳首の接写は要るのか?って思ってしまう😅
4作まとめレビュー記事はこちら↓
https://cula.jp/2025/11/15/marta-meszaros-review-girl-riddance-home/

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愛とは、相手がありのままの自分を受け入れ、自分もまた相手のありのままを受け入れているという確信のもと、力を抜いてそこに身を委ねられるときに、初めて深く育っていくものではないだろうか。本作の主人公ユトゥカは、自信のなさゆえに、思いを寄せた大学生アンドラーシュに対して自らの労働者という事実を隠し、前途有望な学生を装ってしまう。

発端は彼女自身がついた嘘だが、その嘘こそが彼女を苦しめることになる。アンドラーシュは真実を知った後も、それを自分の両親には告げようとしない。つまりユトゥカは、「ありのままでは家族に紹介できない相手」とみなされているという残酷な現実に直面するのだ。

格差と階級差別意識が、じわじわと人の心を蝕んでいく様が、痛ましいほど鮮明に描き出された一作である。​​​​​​​​​​​​​​​​

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観た回数:1回
[ハンガリー、労働者とブルジョワの越えられない壁] 80点

メーサーロシュ・マールタ長編四作目。初長編『The Girl』から本作品までの四作は、社会と個人の関係性から社会を覗き見る作品群であり、より個人に傾倒する次作以降の作品と区別するために、第一期とみなされることが多い。本作品の主人公は機織工場で働く女工のユトカ。昼間は働いて夜はダンスパーティに潜入する日々を送っている。そこでユトカはアンドラーシュという青年と出会う。しかし、彼女は自分が大学生であると偽ってパーティに参加し、アンドラーシュにも偽り続けていた。やがて身分を明かし、彼もそれを受け入れたように見えたが、決して親族には紹介してくれないし、外で明かすのは嫌がる。社会主義によって表面的な"平等"を獲得したかのように見える社会の中に、歴とした階級が存在しているのだ。アンドラーシュはユトカが自分に相応しい身分であることに拘り続け、嘘を付くよう要求する(この幼稚な感じ、後の『ナイン・マンス』の上司にも似ている)。ようやく招いてくれたアンドラーシュの実家では、息子に労働者の彼女がいる可能性すら疑わないアンドラーシュの母親は、全く噛み合わない価値観を見せつけてくる。ユトカの労働風景や社員寮での生活風景を挿入するのは、彼女の感情の移ろいを具に描写するのに加え、大学やアンドラーシュの実家の"優雅な"生活との対比という意味もあったわけだ。家族全員で新築の一軒家で食事をするアンドラーシュ家族に対して、ユトカの両親は離婚していて、母親はヒモ男と一緒に暮らしていて("幸せなの?"という質問に涙を浮かべる母親…貴方は幸せになって、みたいな目線…とてもつらい…)、といった具合に、これでもかと断絶を提示してくる。こうして社会構造はユトカの内面の矛盾へと転換され、見事な心理ドラマを社会主義リアリズムの文法で構築していく。今度は君の両親に会わせてほしいと言われて召喚した、何年も会ってない父親が、父親同士なんか仲良くなっちゃうシーンは、嘘だと知るユトカ&アンドラーシュ目線では地獄。