舞台の上で繰り広げられる小さな群像劇かと思いきや、舞台裏から劇場の外に飛び出し、フィナーレで起こるドタバタ劇へと引き込まれる。
本番で劇の全体像が見え、そこからクライマックスに向かってゆく構図が華や…
大ヒット中の三文コメディーがモリエール賞を受賞したことが気に入らない作家、
CM撮影から稽古場への移動のタクシーで
コメディエンヌの女王のようなキュートなフィフィのファンだとかいう謎の男ガストンのせ…
プェプェー
あー素晴らしいとしか言いようがない。紆余曲折あってやっとのことで物語の結に到着したと思ったら、結が引き伸ばされ破壊され混沌と化す。そのバカバカしい混沌に抗う俳優たちのたくましさと言った…
この、ジャケットを観るだけで、
自然と心が柔らかくなるのは、
大いなるジャックロジエの功績だと思う。
最近お酒の失敗、
みたいな映画を観がち。
私へのフラグか?気をつけなければ。
でもこの映画を思…
バカンスものではないロジエ作品。演劇を題材にしてるけど、その成り行きの行き当たりばったり感はいかにもロジエな仕上がり。
批評筋から高評価の自作を気に入らないとか言い出す演出家が150回も公演した脚…
© 1997 Jacques Rozier