ノルウェーの美しい街並み。静謐なトーンで語られる文学的な作風。それとは裏腹に登場人物の全員が微妙にひとクセもふたクセもあるキャラクター。
同性を好きになったら、それは同性愛というのとなのか。歩み寄…
結構楽しみにしててようやく見れた、演出や音楽が過剰な部分がありつつずっと言葉で溢れている、経験の主体を飛び出す言葉、読み替えられ対話して、誤解されて、当初手に収めるために当てられたものは違う形で帰っ…
>>続きを読む映画館にて鑑賞。
初めて鑑賞するダーグ・ヨハン・ハウゲルード監督のノルウェー映画。
ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞している。
「初恋」をめぐって、自分だけの宝物にしておきたい想いと、誰かと分かち…
今年のベストに入ってきそう。
恋に落ちる。その時の感情の流れが、赤裸々に、緻密に、官能的に描かれていて、主人公の五感を刺激した記憶が、脚本(や手記)の言葉一つひとつに丁寧に封じ込められてる。
どちら…
語り手は主人公の17歳高校生ヨハンネちゃん
女教師への報われない恋と性の目覚めを手記にして保存する
手記を共有するママと祖母との対話が挟まれる
記憶って薄れていくものだから、残しておきたい気持ちも…
2025年の第75回ベルリン国際映画祭において最高賞である金熊賞を受賞し、さらにFIPRESCI国際批評家連盟賞およびドイツ・アートハウス映画ギルド賞を併せて受賞。近年の北欧映画の中でも特に文学的か…
>>続きを読む恋してるときの解像度が高すぎる、こんなに客観視できたことはないけれど。人の描き方が多角的でいいな。おばあちゃんが個人的に人間臭くて好きだった。孫の眩しさに当てられたときの葛藤がリアル。
三部作のうち…
とても心地の良い映画だった。
切なくて、汚れていて、美しかった。
別れの後にそれぞれ歩む道。それは、お互い知る由もなく、ただ1人で進んでいくものなんだなぁと思ったり。自分に最も近かった人(=恋人)…
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