パリはわれらのものの作品情報・感想・評価

『パリはわれらのもの』に投稿された感想・評価

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3.6
パラノイアの迷宮。幻妄、何も解決に至らない途方。自死、組織陰謀。

映画内演劇以上に演劇的に物語が展開されていくのは、黒沢清作品に見られるさだめられた暴力と同様におもしろい

後のリヴェットで感じられた現実と虚構が溶け合う感覚ではなく、画中画みたいに現実とを切り離し…

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ノワールだったけど、
なんだかセリーヌとジュリーに通ずるものを感じる。

両作とも、自分の知らない世界に近づいてゆく高揚感と不安感があるの。
セリーヌとジュリーは非現実を現実に引き寄せるけど、
今作…

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Rin
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パリ、演劇と陰謀──ジャック・リヴェットの長編デビュー作。デビュー作にして演劇と陰謀のモチーフが登場しており、リヴェットスタイルの萌芽が見られる。そしてデビュー作からちゃんと長い。今年はけっこうリヴ…

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映画における普遍性はない
出来事と同じで"いつ","どこで","誰が","何を","どのように"が重要
今まで自分がどこかで"いつ","どこで"をみないようにしていたのに気づく
この映画は1961年…

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【ジャック・リヴェット】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第39位。
4.2
その後のリヴェット映画の要素やモチーフはほとんど出揃っているが、散逸することなく割と真っ当にノワールをやっている、まあこれはこれで面白い
ワンシーンのみ登場するゴダールが誰よりもかっこいい
4.0
やってる事は好きなんだけど、内容がほぼ会話で語られるからなのか、あんまり面白くない。でも、後半は気味の悪さが増して結構面白かった
S
4.0

リヴェットの長編デビュー作。トリュフォー『大人は判ってくれない』でアントワーヌが両親と一緒に観に行った映画でもある。巨大な闇の陰謀の影で支配されるパリと、パリを支配する何か。「パリはわれらのもの…?…

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ハル
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これを見てようやく雰囲気を掴んだ。
錯綜した観念を描く。
明確な理由をはっきりさせず、シリアスな雰囲気を最後まで持続させて全体を包む。

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