パリはわれらのものの作品情報・感想・評価

『パリはわれらのもの』に投稿された感想・評価

ノワールだったけど、
なんだかセリーヌとジュリーに通ずるものを感じる。

両作とも、自分の知らない世界に近づいてゆく高揚感と不安感があるの。
セリーヌとジュリーは非現実を現実に引き寄せるけど、
今作…

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Rin
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パリ、演劇と陰謀──ジャック・リヴェットの長編デビュー作。デビュー作にして演劇と陰謀のモチーフが登場しており、リヴェットスタイルの萌芽が見られる。そしてデビュー作からちゃんと長い。今年はけっこうリヴ…

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映画における普遍性はない
出来事と同じで"いつ","どこで","誰が","何を","どのように"が重要
今まで自分がどこかで"いつ","どこで"をみないようにしていたのに気づく
この映画は1961年…

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【ジャック・リヴェット】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第39位。
4.2
その後のリヴェット映画の要素やモチーフはほとんど出揃っているが、散逸することなく割と真っ当にノワールをやっている、まあこれはこれで面白い
ワンシーンのみ登場するゴダールが誰よりもかっこいい
4.0
やってる事は好きなんだけど、内容がほぼ会話で語られるからなのか、あんまり面白くない。でも、後半は気味の悪さが増して結構面白かった
S
4.0

リヴェットの長編デビュー作。トリュフォー『大人は判ってくれない』でアントワーヌが両親と一緒に観に行った映画でもある。巨大な闇の陰謀の影で支配されるパリと、パリを支配する何か。「パリはわれらのもの…?…

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ハル
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これを見てようやく雰囲気を掴んだ。
錯綜した観念を描く。
明確な理由をはっきりさせず、シリアスな雰囲気を最後まで持続させて全体を包む。
mns
3.0
ずっと陰謀渦巻きかけているので、引きつけられてはいた。ゴダール、ドゥミの友情出演、カイエ誌映り込みなど、内輪で楽しそう♪
tkyk
3.9

ジャック・リヴェット的としか言いようのない世界観が繰り広げられていた。ジャック・リヴェット的な世界観とは世界を裏で支配する何かが現実に徐々に侵食してくる世界観であり、言い換えれば陰謀論的な世界観とも…

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