『わたしの物語』は、股関節がなく、大腿骨が短いという極めて稀な障がいのあるイギリス人女性エラ・グレンディニングが、障がい者差別が未だに根強く残るこの社会で、自分を更に愛するには何が必要かを知るために、同じ障がいのある人を SNS で探し、自分らしい生き方を模索する 4 年間に及ぶ旅路を、自ら記録したセルフ・ドキュメンタリーである。 “私と同じような脚の人っている?”── SNS 上での人探しによって得られた、障がいのあるプリシラやリカルド、チャーリーたちとの出会い。 撮影中の予期せぬ妊娠、出産と子育て。親友であり自閉症のナオミとの語らい。そして、エラをひとりで育てたシングルマザーの母への問いかけ。同様に母となった今、エラは何を考えるのだろうか? 障害がなければ“普通”の女性としての経験が、障害があることで“異常”とされてしまうこの世の中で、障害がある女性としての経験、正直な気持ちが丁寧に綴られる。 周囲との 交流を通して、エラは新しい世界と自分を知ってゆくのであった─。
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