小学生で母を亡くし、再婚を考え始めている父と引きこもりの妹。
道筋すら見出だせない閉塞感漂う青春。
昔の岩井俊二映画ぽかった。
ひたすら暗い。
だが、主人公の無表情の中の目力が印象に残る。
ただ、ラ…
岐阜の田舎が綺麗だった。
稔の兄らしい兄になりきれない幼さと、鈴の甘えたいけど甘えられない部分が表現されていた。阿部伊織さんと角心菜さんの表現力がよく出ていてよかった。
稔が森の中で上を見上げる…
若干22〜23歳にしてこの脚本•監督をした清水監督がまずすごいと思いました。
内容は重たいけど、監督が自分の家族と照らし合わせている部分があるとおっしゃっていました。脚本を書くときにプロデューサーの…
全体のトーンはめっちゃ好きでした。岐阜の自然も、田舎の生活の景色も、見惚れてしまう魅力があった。ただドラッグのシーンは短すぎるというか、これでこの子の人生は狂わないんだ、という拍子抜け感があった。あ…
>>続きを読む土砂降りの中、自転車で田舎の田んぼ道を走り抜けて行くシーンが冒頭間もなくあったが、先ずそこで心を掴まれた。
映像美と音の美しさ…まるで匂いまで感じられる瞬間が何度かあって、暗い話でしたが、居心地がい…
母親が病気で亡くなったことで、父親を非難するようになった主人公の稔。稔は妹の世話や家のことをこなす一方、父親は家を空けることが多く、稔の怒りの矛先が父親に向けられる。
稔は他の人たちとの関わりが多…
母親を亡くした家族の物語。
映像はどのシーンも奥行きが感じられ、象徴的なショットも多くありとても綺麗だった。特に雨の中で自転車を漕ぐシーンは本物でしか出せない肌を刺すような雨風を感じられた。またマッ…
ちょっとホラーっぽい画づくりとか、演技はよかったけど、ふつうに岐阜の夏はもっと汗でべとべとになるでしょう。もっと湿っているんじゃないか。山は湿ってないのかな。逆に非現実感を出したかったのか。
鈴が…
©ファイアワークスLL