試写会にて鑑賞しました!
毎回Filmarks様には感謝しかないです🙏
〜あらすじ〜
実在するアメリカの音楽デュオ「ドニー&ジョー・エマーソン」の実話を基にした伝記映画です。
1979年、ワシントン州の田舎町で、10代のドニーは兄のジョーとデュオを結成し、父が自作したスタジオで数々の楽曲を生み出しました。家族に支えられ情熱を注ぎ込んで制作したアルバム『Dreamin' Wild』は、当時は世間から見向きもされず、夢は叶いませんでした。
それから約30年後、思い描いていた夢とは程遠い人生を送っていたドニーは、コレクターによって発見されたアルバムが再評価され、“埋もれた傑作”として人気を博していることを知ります。思いもよらない成功に家族は喜びますが、ドニーは目を背けてきた過去や感情と向き合うことになります。
本作は、家族との深い絆や、叶わなかった夢から続く人生に光が差したときの人々の姿を、繊細かつ感動的に描き出しています。
〜鑑賞前〜
突然プロにならないかと言われても30年の時を経て、同じような曲を作れと言われても作れないという葛藤。
実際に46歳とアラフィフに差し迫っている状態で、当時の曲を歌われてもうーんとしかならない。
だからこそ、プロにはならないのではないか。
と鑑賞前に思っていた。
ーーーーーーネタバレありーーーーーーーー
〜感想〜
・展開について
思っていた通り、なぜ今更売れたのかという複雑な心情でした。分かるよ!
今で言う再生回数一桁が突然適当に作ったらバズった感じね、あるある
しかも30年後に言われてもオジが青春時代の曲なんか歌えません。辞めたげて
しかも純粋な曲作りから売れるための曲作りにシフトしてるからこれまた葛藤だよ。
最後は、なるほどそっちに行くのね。と思った。
・家族愛に思わず泣かされた
父親が息子の夢を全力で応援しており、
土地を拡張して仕事に邁進しようと思う姿勢。そして息子には音楽の才がある。俺は息子の将来に投資をするというカッコ良さ。
普通だと音楽がやりたい!と言ってもお前には無理だ。失敗したらどうするんだ。などと言われて対立するのがよくある構図だが、
上記のように全肯定パッパいたら、自慢だろうなと思った。結果、泣いた。
・兄人柄良すぎるが、自己犠牲過ぎないか
兄よ、我儘な弟にガツンと言ってもいいんだぞ。
最後まで弟のやりたいことのサポーターじゃないか…
音楽には疎いので割愛するが、確かにこの時代に発掘したのは良かったかも知れない。
曲が今の世代とマッチしそう。とくにチルいという部分で。
今年初試写会でしたが、大いに共感できる部分もあり。最後には涙流すくらいには個人的には好きな作品でした!
対談も音楽の視点からや個人的に好きなポイントが一致しており楽しめました。