もしこの中に槐多がいたとしたら…托鉢に放った反骨と抑圧、屹立したアンテナから無差別にノイズを撒き散らす同性愛者槌宮朔。女を追いかけ、虚しく男の尻にナイフを突き立て♂、大木の根から現れた仮面を被った庭…
>>続きを読む理解に及ばない箇所が多く自身の読解力を疑ってしまう程には難解。ただ、独りよがりに話しが進んでいくわけでもなく、きちんとこちらを巻き込んでくれるような構成にはなっていた。ただし、魅力的なシーンがあるか…
>>続きを読む大正時代の画家詩人である村山槐田、その声が聞こえる主人公と予知、透視、念写、念動力の能力を持つ若者4人と呼応。パフォーマンスする姿と異端児扱いされ、実験台にされる施設からの開放・自律を描いたもの。
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率直に、よくできていてかなりおもしろいと感じた。作風自体は端的に前衛(演劇)そのものなのだが、今現在令和の時代にアバンギャルドはもはや稀少な存在、話としては実在した画家のある特定の作品がこの映画の出…
>>続きを読むShibuya Production