瀟洒な画面と蠱惑的な表現がとても魅力的だが、原田芳雄演じる中砂のミソジニーが酷くて見ていてキツかった。
おそらく中砂が一番気を引きたいのは友人の青地なんだけど、所在なさや即物的な情動を理由に女性を利…
個人の性的指向を追求した映画、というか追求している男と、それをただ眺めるような男の映画。狂気的なのは、後者のように思える。傍観という距離の取り方、をとる人間の方が、残酷な気もする。とにかく関係性がド…
>>続きを読む山本直樹「君といつまでも」を読んで知った
内田百聞の作品を映像化しようとしたものらしいが確かにビジュアルで殴られるような美しさがたくさんあった
内容はトータルでっていうより部分部分でかいつまんで全体…
いつもながら見た後にメモ代わりとはいえ書くのが遅いと自分で思う。
昔テレビサイズで見て好きだったのでいずれ映画館でと思っていたのだがやはり異常な映画で最高だった。
鈴木清順の映画は自分がおかしいので…
鈴木清順監督、内田百閒の短編小説「サラサーテの盤」を原案としたホラー映画。
1981年第4回日本アカデミー賞優秀作品賞受賞。
ジプシーの如く各地を旅する中砂は、親友であり士官学校独逸語教授の靑地と…