ツィゴイネルワイゼンの作品情報・感想・評価

「ツィゴイネルワイゼン」に投稿された感想・評価

ka28mar

ka28marの感想・評価

2.9
鈴木清順の世界に初めて触れた作品になる。
幽玄とか彼岸とか。生きているのと死んでいるのと定かではない世界。夢幻。
アバンギャルドな作風が訳分からなさなのか。訳が分からないのがリアルなのか考えさせられた記憶。
[H_D]
む

むの感想・評価

3.3
全然理解できないけど、すごい芸術作品を観た。
白昼夢って感じ。あの世とこの世の境目なんてないんじゃないかって気になる。
監督の見てる世界がどんななのか知りたい。
Kalina

Kalinaの感想・評価

4.5
夢か現実か、生か死か、過去か現在か。
『取り替えっこしよう』といった原田は全てを取り替えてしまったのか。
盲目の3人組は何かのメタファーか。

誰かが、鑑賞後の感覚が
思い出せそうで思い出せない夢のよう
と言っていたが、私もそれがしっくりくる。

わかる。けどわからない。

きっと私たちは散っている途中の桜。

非常に難解な映画だけど、とにかく映像がかっこ良かった。。

そして桃を食べたくなった。
途中で寝たシリーズ。
高尚すぎてわかりませんよ、私には。
なんか幻想的で、ちょっとエロっぽくて、生々しい感じは覚えてます。
sk

skの感想・評価

4.2
寝たきりの妹、子供がカメラを見つめるラスト・ショット等によって全ての映像は夢/現実が判定不能の宙吊り状態になされるが、俳優陣の怪演は確実に忘れ難い記憶となる。官能的なのは男女が絡み合うシーンではなく、食べることなのだと確信に至った。
二時間半余り別世界にいた気分、シュールとも言えない独特な映像美、言葉遣い、エロティシズム。
盲目の3人衆も素晴らしすぎる演技。
腐りかけがいちばん美味しい。
ただよくアカデミー作品賞取れたなぁと思う。好みは分かれる作品
とんでもない異界体験
中砂が狂気なのか語り手の妄想なのかは分からないし理解しようとするのは野暮
天才的な鈴木清順のセンスに酔いしれるならもってこいだった
うみ

うみの感想・評価

4.0
原田芳雄の執拗に骨を愛する設定がとても良い。私も骨が美しさの根源だと思っているので共感してしまった。
まず、チゴイネルワイゼンという曲が良いからそれだけで雰囲気出てる、、
現実か幻かというようなシーンもたくさんあるけど倒錯的で映画の世界に引き込まれた
藤田敏八と大楠道代の家おしゃれすぎないか?私も住みたい
今、わたしは生きてるような気がするけど、本当は死んでるのかもしれなくて、3年前くらいに亡くなったおばあちゃんの方が、元気に勇敢に生きてるのかもしれなくて…

夢なのか現実なのか、あるいは幻なのか…

腐りかけの水蜜桃、ちぎりこんにゃく、すき焼きをみんなで囲む場面など食べるシーンがとても印象的。契りこんにゃくからのくちゃくちゃとする音から感じる園(大谷直子)の嫉妬や疑念、不安が伝わる感じ。原田芳雄の「腐りかけが1番うまいのさ」というセリフから、大楠道代が腐って中身が蜜になってしまった桃を皮の裏の苦い部分まで食べるところ。エロすぎたあ。

あと、大楠道代が原田芳雄の目ん玉を舐めるシーンも妖艶。


あとね、言いたいことがある。大谷直子はどんだけ、こんにゃくちぎるん?って感じだし、しかもこんにゃくめっちゃ雑に扱うし、こんにゃくのこと舐めとるやろ!!

大楠道代は大体いつも何か食べてるし、真喜志きさ子(妙子)は観葉植物に囲まれた病室で、植物みたいに生かされているというか、なんか究極。

君、何か言ったかね?
いや。
変だな。
君には聞こえなかったかね。どっかで人の声がしたんだけど。
サラサーテが喋ってるんだよ。

全てを映像で語るというか、そん風な映画だった。鈴木清順ヤバ。自分の「好き」にはなかなかなりづらい感あるけど、ものすごい物を見てしまったあ、ヤバいものを見てしまったあって思う。でもそれだけじゃ、安っぽくなるけど、ツィゴイネルワイゼンはどこまでも深くて底がないみたい。もう、一度落ちたら出れないみたいだね〜〜出れないっていうか、その空間で高めるというか…
栞

栞の感想・評価

3.6
鈴木清順作品について軽々しく語れないので、割愛!
麻薬的作品。
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