断片的な詩が物語として構築されていく中で、その断片が反復されて映像と音のリズムとなり更にそれらが観客の内側に溶けていくまでの一連。
監督本人の説明によるほとんど儀式的とすら思えるアナログ的なプロダ…
✔️【恵比寿映像祭・映像ホール】🔸『You Burn Me』(3.5) 及び【同・展示室】🔸①小田香『母との記録「働く手」』(3.3)🔸②小森はるか『春、阿賀の岸辺にて』(3.9)🔸③永田康祐『…
>>続きを読むyou burn meを表す‘トゥミアブラサス’、アルゼンチンのスペイン語の発音だとトゥミアブラザズになり、あなたはわたしをhugする、という意味の‘音’になるという話を聴いてもうああそれだけで嬉し…
>>続きを読む札止めのホール、Q/Aで話された制作過程もまた映画のようで楽しく、そこから見受けられるようにピニェイロ監督は、映像で語り切ることもモノローグで語り切ることもせずそれぞれが説明として補いつつあるも不完…
>>続きを読む文学的素養がまじでないので、話自体はわからないところが多い。
ただ、詩に映像が乗り反復されリズムが付帯されるその気持ちよさと、音声と映像の奇妙なズレの不快さがちょうどよく観ることができた。
観た…
本を出発点にして詩の形式を映画にするにはどうするのかという意味で、映像詩という言葉もなかなか似つかわしくなく、映像で詩をリモデルしましたというような印象をうけた。発話と対応する映像が明示されたと思う…
>>続きを読む1ショット1シラブルの映像詩的韻律──恵比寿映像祭2025より。サッフォーの詩の映像的再解釈らしい。サッフォーは、受験世界史で古代ギリシアの女性詩人として名前を暗記して、その後にエッチな詩を書いてい…
>>続きを読む詩を映画にするという実験的要素のある映画だった。詩を読む時って何度も味わうように言葉を噛み締めるけど、映画内でも何度も同じ画の反復するシーンが多用されていて、かなり自分が個人的に詩を読む感覚に近いな…
>>続きを読む