ここがあまりにも爽快感あって自由で痛烈な批判にもなっていて、しかも物語として成立しているのが凄かったです。 自動車の移動で本音が漏れたり、別人格のペルソナを使い分けるのは濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』とやってることは一緒だと思う。 『ドライブ・マイ・カー』と決定的に違うのは ① 現実世界での「交通安全を守るためにルールを守ろう」…なルールを守るビジネス路線 ② TikTokの仮想世界、車内の精神世界において現実世界のルールを破壊するリベラル路線 を打ち出しているところだろう。
彼女は、仕事の合間にInstagram/TikTokのフィルターで顔をハゲ&ヒゲの有毒男に変えたボビタという名の分身となり、日々のストレスを吐き出すかのように、世の中への不満やヘイトをぶちまけるショート動画を撮影&投稿している。(このシーンはカラー映像) ※彼女の分身ボビタは、数々の女性蔑視発言で知られ、活動家グレタ・トゥーンベリとツイートの応酬をした直後にルーマニアで逮捕されたアンドリュー・テイト Andrew Tateを模したフィルター。