短いながらに満足感がすごい。
学校で四コマ漫画を書いていた少女は、ある日不登校の少女が書いた漫画に圧倒され、そこから絵を練習し始める。
卒業式の日、卒業証書を渡しに不登校の家に訪れ、彼女の家のスケ…
藤野と京本。この2人は正反対だ。
名前からしても原作者 藤本タツキの魂の双子だと思った。
漫画のセンスは天才、絵は年齢相応の藤野。その後小学校生活を投げ打って絵の練習に没頭するが、やはり年齢相応プラ…
主人公は天才型?の自尊心高いタイプ。
引きこもりの凡人型?の京本が努力したもの(背景画)に嫉妬して自尊心が傷つけられ揺さぶられている感じ観ていて楽しかった。
京⚪︎ニ放火事件を彷彿させるような掴みが…
青春の始まりと終わり。そして漫画を描くという楽しさやつらさを描いてもある。
一方的なライバル関係だったのが、漫画を描くことの楽しさを知る仲間となり、同じ漫画を描く相棒となった。
けれど京本が背景美術…
うれしいところの描写が可愛かった。
悲しいストーリー展開も、漫画によって新しいストーリーが展開されて少し救われた。ずっとお互いのことを思ってたからあんな形での再会に少し切なさはあったけど、でもやっぱ…
心理描写が細やかで、人の人生を見ているようだった。
本物を感じさせる。京本に卒業証書を届けた帰り道の主人公のはしゃぎ方が実に子供らしく、京本の前ではかっこよくありたいという描写が節々に感じられるなど…
性格が真反対と思われる2人の女の子が漫画という共通点を持ち、熱意を注いだ時間がすごく伝わってきた。
別の世界観、エンディングがふたつあるという映画構成は初めて見たのでとても不思議な気分だった。ハッ…
学年新聞でそれぞれ別の漫画を描いていた二人が漫画描きとアシスタントとして一緒に漫画を描くことになるが、道を違えてしまう話。
「もしもあの時こうしていれば」の世界が、ほんの少しだけ干渉し合うのが良…
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