血か芸か。本物か偽物か。
順風満帆ですね。のからっとしたインタビューアーの言葉がずっしりと心に残りました。
人生って何なんでしょうか。
芸に人生をかけた喜久雄と俊介。
喜久雄は、芸に全てを捧げ、…
とにかく主演の2人が美しい。
これは元々の顔立ちというのもそうだけど、所作、化粧、表情、声、衣装全てが美しい。
芸を極めることに命をかける究極の選択、心情に心震えた。
それだけ長い時間をかけて丁寧…
日本は美しい
家系が〜、血筋が〜、って今じゃありえないって思っている人がたくさんいるだろうけど歌舞伎の世界のみならず堅い家柄や田舎には全然まだ概念があって、自ら選べない人生だってある。どうにも覆せな…
話はわりとオーソドックス。
魅せ方も凡庸だと感じた。
脚本が派手ではない分、映像の表現の仕方でいくらでも化けられる作品だったのに!と、少し惜しく感じてしまう。
他の作品のオマージュを感じさせる…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会