残菊物語の作品情報・感想・評価・動画配信

『残菊物語』に投稿された感想・評価

4.2
1,710件のレビュー

この作品こそ、本当の国宝と言ってもいいぐらい、唸るほどに素晴らしい。
苦労と苦悩が全て芸に生き、それを支える女の献身さに涙なくては見られない。
芸能を食い扶持にしている人間は一度は見るべき、必ず胸を…

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4.2
このレビューはネタバレを含みます
とにかく奥行きを感じる、
長回しもすごい、なのに退屈しない、

ラストのお辞儀、お徳ありがとう、、

ところどころセリフを聞き取れなかった

フレームに入っていない部分の人間の動きを想像させるカメラワークは、緻密な空間と音の設計の上に成り立っている。狭い階段が映っているだけで涙が出るのは、上階の思い出を想像させるから。90年も前、戦前に完…

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アマプラのプラス松竹(月額330円)に含まれている

カメラワークの美しさが完全にタルコフスキーのそれなのだが、ストーリーも普通に面白いし馬鹿みたいにダラダラ長回ししてない分こっちのが全然良い

国宝にめちゃくちゃ影響を与えてそう。
家系、血が強力すぎる力を持つ歌舞伎という世界の残酷さを描いているという点ではテーマも同じ。
異なるのは焦点を当てている人物や、排除される原因。
この作品では身分…

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蓮實重彦を知らなかったら見ることがなかっただろう映画。配信で見たけど家族からはなんでこの人はこんな古い映画なんか観ているのだろうと思われているはず。古い映画は敢えて観ているという感じが常につきまとう…

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二つ目のカットで、後ろ姿を見せてる男が舞台へ向かうが、これは誰か?
このように菊之助じゃない人から各シークエンスがしばしば始まる。

また、最初の舞台が終わってからの最初のカット、親父を煽いでる人が…

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こんなにも「言霊」が宿った映画は他にないと思う。
「覚悟はできております」と言ったときのお徳の存在感、「あなたと呼んでもいいのですね」と布団で力無く菊之助に話すあの瞬間。この映画はお徳の言葉とその力…

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まさ
-
菊之助復帰からお徳泣崩れるまで見応えありすぎ
歌舞伎シーン 見られてる緊張感
奥行きのある映像と役者の動き

賑やかなとこだと台詞が聞き取りづらい
煙
5.0

冷たい西瓜と鏡餅。バックヤードの空間設計。建具を通して映す横移動。人力車から降りる花柳章太郎、赤子をあやす森赫子、風鈴屋、女性二人連れ。仰角。辻に置いたカメラが首を振って森赫子を追うその横顔(少しピ…

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