昭和14年の中流サラリーマンがどんなものであったか良くわかる。
前年に国家総動員法が施行され日本全体が戦争の空気に覆われつつある中、そんな息苦しさは、まったく感じない小市民作品の佳品。
商科大を卒…
主人公は正義を貫いて潔く会社をやめる、そして「外地」(満州)に移る。この「爽やかな」決断が拡張主義的時代に支えられているわけだ。松竹小市民映画のモダニズムが戦争の犠牲になるというよりはむしろ同じ枠組…
>>続きを読む兄、佐分利信。
妻、三宅邦子。
妹、桑野通子。
タイトルが兄とその妹だ。
丁寧に日常が描写されているが、やはり兄の映画であるのが物足りない、この世界観をキレイにまとめるなら兄はもっと狂言回しにして…
日々の所作を、たわいのない会話を、丁寧に撮るという強い意志がある。戦争へと向かう時代のなかで、それが生活感の強調にも寄与することになったのだろうか。時報に合わせて時計をあわせる三宅邦子。米をよそう桑…
>>続きを読むお気に入り映画『隣りの八重ちゃん』の島津保次郎監督作。兄夫婦(佐分利信・三宅邦子)と妹(桑野通子)の3人家族、仕事ができる兄、慎ましく家庭を守る良妻、明るく聡明なタイピストの妹、兄想い妹想いの兄妹と…
>>続きを読む2024/1/17
妻・あき子、妹・文子と三人暮らしの間宮敬介。仕事はきっちりで専務の碁の相手をしていることから、社内でやっかまれているのが何とも哀れ。と同時に、妬み嫉みはいつの時代でも一緒だな、と…
佐分利信が良き夫、良き兄を演じて好感
街を歩く姿がマーロンブランドを彷彿とさせる 男の嫉妬、妬み嫉みはみっともない 佐分利信は潔くてカッコいい そして良き友笠智衆
佐分利信、笠智衆、上原謙 成瀬組…
サラリーマン生活が丁度40年になるけど、人から貶められた事はなかったな。中くらいが春かな😄 ドラマだと一緒に夢を見たいけど、兄さんが最後に頭抱えて泣く姿はこの歳になると良く分かる。冒険は若さの特権だ…
>>続きを読む松竹公式サイトには「島津保次郎の最高傑作とまでいわれるのが本作品」とか持ち上げられてるんだが、さすがにそこまで絶賛するほどじゃないけど、「佳作」という便利な褒め言葉がピッタリはまる。ハードル設定は低…
>>続きを読む松竹株式会社