島津保次郎監督の観る
東京郊外隣通しの一軒屋で暮
らす八重子と恵太郎兄弟。八
重子は恵太郎に気があるよう
だが姉京子が実家に戻り
脚本 島津保次郎
また観る
横移動で家を撮ってからの兄弟のキャ…
左横書きのタイトル。和洋折衷の家。
戦前のおそらく東京郊外の中流層の生活。
若い男女のほんのりロマンスって感じで、戦争の影は全くない。
昭和にも一時こんな時代があったのか。
残念なのは姉さんが失踪し…
徹底したおおらか・ほのぼのさ、昭和初期に流行ったコレらのホームドラマを“松竹蒲田調”と呼ぶらしい。この良き伝統が山田洋次らに受け継がれていったんだと納得。東京郊外の中流家庭、帝大に通う兄・新海恵太郎…
>>続きを読む戦前の日常の空気感が伝わってくるトーキー初期の貴重な作品。
隣家を自分の家と同じように自由に行き来できる雰囲気は、なかなか現代ではお目にかかれないのではないだろうか。
冒頭、恵太郎と弟の精二がキャッ…
👒これぞ昭和モダーン。松竹蒲田調から大船調へ移行する過渡期の、名匠島津保次郎監督による珠玉の小市民映画。今日に続くNHK朝ドラの原点とも言える。
👒ストーリーは別段どうってことないのだが、初期ジャ…
城戸四郎、島津保次郎監督の築き上げた松竹蒲田調映画の最高峰だろう。日常何気ないエピソードを切り取り、淡々とした風情を醸し出す小市民の平和な日々。東京近郊のサラリーマン家庭の女学生八重ちゃん逢初夢子、…
>>続きを読む名匠島津保次郎監督による完璧な松竹蒲田調映画。1936年、松竹の撮影所が蒲田から大船に移転し「蒲田調」から「大船調」へと呼び名が変わったが、中身は変わらない。小市民の日常をあたたかい目線で軽快に描い…
>>続きを読む©1934松竹株式会社