母と子の作品情報・感想・評価

「母と子」に投稿された感想・評価

渋谷実監督、田中絹代主演のホームドラマ。

知栄子(田中絹代)の扇子の舞で始まる。(田中絹代、若い!)
家に電話あり、自動車を呼ぶなど知栄子と母親(吉川満子)の家は裕福。
知栄子の誕生日に父親は戻ってこない。なんと、この母子は妾とその子供であった。
父親は会社の専務であり、部下に佐分利信がいるが、後年偉い役の多い佐分利信がヘコヘコしているのが不思議。佐分利信は「うどんなんか喰わない!」と発言するなど、うどんは貧乏の象徴のようだ。
父親は妾(吉川満子)が邪魔になって来ていて、母子の家を茅ヶ崎に引越させる。
また、父親は、知栄子を会社員の寺尾(佐分利信)と結婚させようとする。寺尾は自分に優しくしてくれる食堂の女性(水戸光子)が居るにも拘らず、知栄子との婚約をOKしてしまう。
知栄子は食堂の女性の存在を知ってしまって……と物語は進んでいく。

全体的に平凡なホームドラマであった。
孤独に死ぬ母を看取る田中絹代に痺れる。
締めは渋谷っぽい厭らしさがあって微妙。