監督の佐々木康と書いて佐々木ズーさんと読むくらい、最近、映画史関係の本を図書館でよく借りている。小津とか黒澤とか溝口とか、その手の巨匠は私ごときが今さら知ったかぶってもアレなので、基本的に娯楽作品を…
>>続きを読む いやーさすがに面白い。なんか、ところどころぶっ飛んだ映画だなあと思っていたら……終盤の展開には笑ってしまった。1938年にこんなのやってたんだから日本映画も、野田高梧も大したもんだ。
笠智衆が珍…
音楽の佐々木康監督らしい心地良い青春映画と思いきやラストのどんでん返し。片岡鉄兵原作じゃぁ一癖も二癖もある。閉塞感に苛まれたピアニスト志望の次女高杉早苗が、会社専務佐野周二に呼び出された長女三宅邦子…
>>続きを読む松永由紀子(三宅邦子)
福井五郎/専務(佐野周二)
三瀬良介(笠智衆)
横田多恵子(森川まさみ)
松永布枝/由紀子の妹(高杉早苗)
父(奈良真養)
母(葛城文子)
なんともいえない結末…
お~~~~ハリウッドっぽさが多くて良き! 戦前邦画さすが
ちゃっちゃかと進むし、背景決めてくるとこは決めてくるし、これでじとじとやられたら目も当てられたものじゃない話が、三宅さん主人公だからかそんな…
戦前の映画とは思えない鮮やかさ、と思ったけど戦前のことは知らないのだし、ただ人間の周りだけがとかく進化していて、変化してきたように見えてやっぱり根本的なものは変わっていないのかも、今も昔も人間は人間…
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