「くだらねえ」
この言葉が欲しくて撮ったかのような映画。
最初はB級のアウトロー映画を豪華キャストでやって、後半は豪華キャスト使ってコントする、という北野武しか許されない贅沢。
これは北野武の息抜き…
浅野さんと大森さんの程よく適当な芝居(おそらく監督の要望通り)からも感じられるくらい、“監督、北野武の暇つぶし”と言った感じです。
画作り的には充分なので、前半は特にこれといって派手さの無い日常系…
正直面白いものではなかった
でも、これがビートたけしだという説得力があったと感じた
「世界の北野」を壊したかったのではないでしょうか？
どんなに凄いイメージを持たれたとしても、それに縛られるのがイヤ…
前半は映画でカッコイイたけしさんが見れる。豪華なキャスト陣もカッコイイ
後半はそのカッコよさを利用したコントで、純粋に笑えておもしろかった。
前半を壊したお笑いでみなさんたのしそうにやってるのも伝…
北野監督…というよりビートたけしの真骨頂なのかあと。
少なくともタケちゃんがやりたいことを映画で存分にやった作品だと思う。
間違いなく映画賞関連や評論家もしくは既存の北野映画を求める人に向けては撮ら…
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