生まれつき聴覚障害で、ゴミ収集車助手のアルバイトをする茂は、ひょんなことからサーフィンを始め、夢中になって練習に励む。
茂の生き様は図太くも、終始物悲しいような様子が印象的だった。
自分が聴覚障害…
全編通してほとんど会話の無い展開。主演2人の表情と雰囲気だけで会話や感情が成り立ち、どんどん引き込まれて行く。
海と空とサーフィンと。淡い色使いは振り返ればキタノブルーの始まりかもしれない。久石譲の…
北野武監督の「あの夏、いちばん静かな海」を久しぶりに観てみた。この映画を観るのは3回目。久しぶりだったがとても良かった。個人的に北野作品のなかでもかなり好きな作品のひとつ。ゴミ捨て場のサーフボードを…
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2021年 95本目
2024年 43本目
ゴミ回収を仕事とする聾唖の主人公はゴミ捨て場で破損したサーフボードを見つける。主人公はサーフボードを簡易的に修理し同じ障害を持つ…
青の淡さと作品全体を包み込むようなひそやかさが心地いい わたしは映画でしか表現できないものを映し出している作品がすごく好きだなと改めてそして何度でも
波の音に染まるようなエンドロールの美しさに思わ…
このレビューはネタバレを含みます
正直退屈な部分もあったけど一夏の一瞬を永遠に切り取ってしまったような美しさがあった。
北野武映画なのに銃声も罵声も聞こえなくて、聞こえるのはただ波の音。二人とも聾唖だから会話もほとんどないけど感情が…
この映画に、僕がはじめて接したのは20歳の頃。空の青さや海の匂いの感覚を本当に知るためには、歳月の意味をあまりにも知らなかったため、それほど大きな感動は得られなかったことをよく覚えている。
ストー…