あの夏、いちばん静かな海。の作品情報・感想・評価

「あの夏、いちばん静かな海。」に投稿された感想・評価

DROOG

DROOGの感想・評価

4.3
ほとんど会話なし、でも何故か感情が伝わってくる。最後のシーンは北野武のお客さんに対する優しさらしい。
初めて観た時おばあちゃんと一緒にテレビで観た(なんでこんなにテレビ向きでない映画がやっていたんだろう)。
おばあちゃんが映画というものを観ているところを見たのはこの時の一度しかない。

それも関係しているのか、なんかラスト云々より前半で安物のサーフボードに首を振るシーンばっかり覚えている。どうでもいいのか?でもなんかそういう映画なんじゃないのかと思う。
靴投げるところが一番好きです。
ほたる

ほたるの感想・評価

4.0
久石譲ってこんなに久石譲なんや

気分にもよるけど、在り来りな山と谷映画よりこんな感じのんがいいな
申し込み用紙?のシーン笑えたけど胸がギュッとなった
うぶ毛

うぶ毛の感想・評価

4.0
タイトルの出し方完璧すぎ。また久石譲と組んでくれんかなまじで。
2020169
冒頭からの音楽の贅沢流し。
サーファーの競技も一角度でしか撮ってないしカメラワークもシンプル(もはやワークというのか)
海とか美しさを伝えるわけでもなく只々波打ってる一画面。

「海なんて人が思うほど綺麗なもんじゃねぇぞ」って勝手に監督が、、、言いそうなだなーって思った。
確かに綺麗見えるように撮ってるだけなんかもって自分の妄想に自己完結。
TOTO69

TOTO69の感想・評価

3.9
北野武監督第三作。

北野流超純愛サイレントムービー

三作目にして初めて暴力描写無しの"そぎ落としの美学"を追求した映画。
ラストの音楽が流れるところからエンドロールまでが本当に素晴らしい。
ライフ・イズ・ビューティフルの行進のシーンはこの映画をヒントにしたのではないだろうか?

北野作品初参加 久石譲の音楽が静かに作品を盛り上げる。
summer

summerの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『あの夏、いちばん静かな海。』を観た。

北野武監督三作目。1991年封切。
キャッチコピーは「一生にいちど こんな夏が来る」

前2作でバイオレンスを撮ってきた北野監督が、暴力を封印し、恋人の物語を撮っている。そして、今作では、武は役者として出てこない。


全体を覆うキタノ・ブルーの映像。
元より説明を省く北野監督が、主人公と恋人にろう者を置いたことで、極限まで劇中の説明は削ぎ落とされている。劇中には手話を使うシーンもなく、視線と間だけでコミュニケーションがとられていく。そして、久石譲の音楽が、しかしそれを沈黙とは感じさせず、違和感なく映画は進んでいく。
生きる意味が見つからず、白昼夢の中を生きるような主人公。ごみ収集の仕事中に拾った1枚のサーフボードがきっかけで、少しずつ人の輪が広がっていき・・・。

人の別れは突然ですね。
人と別れるとき、「もしかしたらこれが今生の別れになるのではないか」と思いながら、別れる人がどれほどいるだろうか。

タイトルがなぜ、「この夏」ではなく、「あの夏」なのか。
タイトルの「いちばん」は何にかかる形容詞なのか。
タイトルは誰からの視点で付けられたものなのか。

この詩的なタイトルが、多くを語らないが核心を表している。


当時、芸人としてのたけしを好きではなかった、淀川氏に「一度会いたい」と言わしめた映画である。
しかし、毎回映画の最中で「え・・・」と思わせるのは、凄いなぁ
ビートたけし監督作品では珍しい青春映画。本人ノア出演もなし。
とても静かでなんだか引き込まれてしまう。
MTAK815

MTAK815の感想・評価

3.8
サイレント

久石サウンド良いけど、
頭ん中でトトロがちょいちょい顔を出す。

面白いし良い映画だけど、
眠い時観たらやられそう 笑
みさ

みさの感想・評価

5.0
邦画で一番好きな作品。改めて今日観たけど間違いない。
サイレントでここまで惹き付ける映画観たことない。
久石譲の音楽も映像と合わさってストーリーの一部になっている。
というかあの詩的なタイトルだけでやられる。ジャケットの真木蔵人がサーフボード持った姿とかもう...最高

ラストシーンは賛否両論だけど、たけしが観客に対するサービスだったっていうのをふまえても私的には良かった。
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