アキレスと亀の作品情報・感想・評価

「アキレスと亀」に投稿された感想・評価

なんでこの作品がもっと評価されないんだろう?

一般社会においてもあると思う、何をしたかより誰がしたかを評価する流れ
この作品においてもそう、何を描いたかより誰が描いたか
周りの発言や時代の流れに翻弄される男
そのくせ時々差し込まれる本人の絵、本人が知らないだけで世間には評価されている、この辺は自分と重ねてると思う。好き勝手言う周りの人間や画廊は映画評論家、でも海外ではちゃんと評価された

あいつら芸術がわかんないんだよってセリフにビート君の思いが全てが詰まってると思う、
多分この作品は禅問答なんだろう、この作品があったからこそ低迷期から吹っ切れてアウトレイジに流れたんだろうなあと思う重要な作品

他の北野作品が好きならちょっと序盤の少年期が助長かもしれないけど我慢してほしい、絶対面白いから
Fuuu

Fuuuの感想・評価

4.0
価値観をえぐり出す作品。美大生には共感されるかも。
「アート」を極める人間(というか何かを極める人間)は、ごく一般的な人間からすれば理解が出来ない=狂人。ただ、誰もがその側面を持っていて、今回はアート(絵画)にフューチャーしていたんやと思う。

北野武の映画の中ではシュールな作品になっていると思う。
リョウP

リョウPの感想・評価

4.5
コレはやばい。北野武映画は全部観ていると言うわけではなくて今更ながらの視聴でした。今まで観た中では「あの夏、いちばん静かな海」がいちばん好きだったけど、コレきたか〜!と言う印象。
涙もろい僕だがしゃくり上げたのは久しぶりかも。

この主人公をやりたい事だけやって人に迷惑かけて最悪と言う人がいると思うけど、やりたい事に目を背けて人に迷惑かけないように人生を生きているのと人に迷惑かけるけどそれでもやりたい事に素直に向き合う人、どちらが誠実なのだろうか…。
ともすればどちらも誠実な人生でそれが他人に誠実か己に誠実かの違いでしかない。

最も大切なのは主人公を良いと言ってくれる人が必ずいるという事。

主人公は見たままの風景じゃダメだと言われアカデミックな知識を手に入れ今度はそれはパクリだと言われ、コンセプトと言われても表現にブレがある。
画商の言うことは意地悪でもなんでも無くて至極最もな事を言っている。
その中でもアートを作りたい。新しい物を作りたいともがき続ける。それは時に人として大事な感情から逸脱しているがひたむきに自分だけには嘘をつかない。絵の中で自己を探索し続けた主人公はその人生そのものが自己であると言うラストになっている。最後のコーラの缶がまさにそれ。(その人生とも言える缶に安値をつけないところがまた良い!)

この主人公はともすれば確かに才能が無いのかもしれないし間違いなく売れてないし、周りには笑われて画商にも相手にされているとは言い難い。
しかし主人公には近くに理解者がいた。
それは田舎の絵描きのおっさんだったり、新聞屋の所長だったり妻だったり娘だったりする。面白いのが娘との喫茶店で自分の昔の絵が売れていたり40万のコーラの缶を「ちょっと良いんじゃ無い?」と言う若い子がいたりする。コレは多くはいなくても主人公を良いと肯定してくれる存在がいる事を言っている。

だからこそあのラストが光る。

もっと言えば妻が去って娘が死んで全くの孤独と感じた日が出来たからこそ妻の愛にも気づいたのかもしれないね。

腕組んじゃってるものね!

追記をすると。
才能無いとは言ったけど続けることやどんな時でもやらずにはいられないってのは間違いなく天才です。この主人公は天才です。劇中にもあるように評価されるかされないかは別の問題
duca

ducaの感想・評価

4.0
2人の芸術活動が可愛い。
芸術をやめない、夫婦は別れない、同じ仕事をやり続ける、、継続することって凄いこと。
Natsuki

Natsukiの感想・評価

2.0
知人の勧めで観た。おそらく好きな人は好きなんだろうな、という感想で、わたしは苦手なタイプだった。観たあと重くなる感じで、全く共感できない。でも自分の好みでなく映画を観ることはいいことかもしれない。
shiori

shioriの感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

皮肉だね。幼少期の作品は割といいと思ったけど、環境やらまわりの変な人の影響でどんどんおかしくなっちゃう。夢は大切かもしれないけど、家族を壊してまで追いかけるものではない気がする。みきわめが大事。
白

白の感想・評価

4.0
芸術は理論付けされることでその意味や価値が揺らいでしまう。芸術における達成は自己主張だけでは敵わず、権威ある他者の一言に大きく依存している。物事を一心に続けることは難しく、大抵は"好きだけど"諦めてしまう。だからこそ誰にしも善き理解者が必要なのであり、その愛情のお陰で"好きだから"と言い続けることができる。
漸次的に時間を追うも、いずれの期間も主人公のドラマに丁寧に肉薄しており北野映画特有の即物的なサプライズの演出がある。
北野武が扮する主人公のキャラクターに過去とのギャップは感じつつも、緩急のメリハリは相変わらず良く、笑劇要素が普通に面白い。北野武の吐く台詞のリズムが好きなのかもしれない。名役者だと思う。
長根山

長根山の感想・評価

3.7
この人の世界観が1番好きなのかなぁ

いや、ビートたけしが好きなのは当たり前なんだけど、北野武も好きなんだよなぁ

この人の映画って、作りたいものを作るの精神がすごいなぁと、
よん

よんの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ソナチネで北野作品デビューしたけど
なぜか目が離せないこの人の映画

人死にすぎなのはいやだなぁ
でも色んな発想は割と好き、新鮮

アキレスと亀の話はあれだな
いろーーーんな意味がたぶん重なっててめちゃくちゃナイスネーミング
アートに時代が追い付くとか
その逆とか
人間関係のもろもろとか
ニウ

ニウの感想・評価

3.7
周りからおかしいと思われてもこの奥さんみたいになりたい。ゼノンのパラドックス。子供時代の吉岡澪皇くんが良い。
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