
1862年、北軍の志願兵部隊が北西部の辺境を偵察する任務を与えられる。彼らは、若者、年配者、神を恐れる者、神を恐れない者など、あらゆる階層の多様な集団だった。彼らの多くに共通しているのは、銃を撃った経験が殆どなく、ましてや人を殺したことなどないということだ。ただ、彼らが長い間本当に戦わなければならない敵は、退屈であり、北西部の厳しい気候だった。彼らは神の存在に疑問を抱き、善と悪の概念について議論し、高まる幻滅感を理解しようとするが……。これまで20年以上に渡ってアメリカの見過ごされてきた辺境を描き続けてきたイタリア出身の映画監督ロベルト・ミネルヴィーニが、同国の南北戦争に目を向けた最新作。アメリカという国のアイデンティティを形作ってきた信仰、夢や希望、階級、そしてコミュニティといった要素が、これまでのミネルヴィーニの作品と同様に、この時代劇でも少し形を変えて探求されている。カンヌ映画祭のある視点部門で初上映され、同部門で監督賞を受賞した。
1917 年冬、イタリア・アルプス山中のアジアーゴ高原。冴え冴えと輝く月に、山が美しく照らされている。イタリア軍兵士の歌うナポリ民謡が、静まりかえった夜に響き渡り、姿をみせない…
>>続きを読む海兵隊員のスウォフォードは厳しい訓練を経て、斥候狙撃隊に配属される。1990年、部隊は湾岸戦争の勃発によってサウジアラビアへ赴く。だが、敵に遭遇することもない退屈な日々が続き、行き場のない…
>>続きを読む西部開拓時代のアメリカ・ロッキー山脈。文明に背を向け、厳しい自然の中で暮らすジョンソンは、開拓者一家の惨殺に遭遇し、生き残った少年を助け敵を討つ。その後、犯人一味と敵対する部族の酋長から美…
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