【批評家が喜びそうな映画】
フランス映画。ブリュノ・デュモン監督作品。2006年カンヌ国際映画祭審査員グランプリ受賞作。
フランスの田舎での男女の営みから始まって、兵役によって戦場に送られた男…
これは大規模な軍事作戦に見えないし、サハラ砂漠っぽいし、イスラム圏でベルベル人っぽいので、フランス独自の対アフリカ軍事作戦への志願兵の話だろうか?
子供も射殺するし、若い女性は強姦するし、軍律も何…
とにかく音楽に頼らない作品。エンドクレジットまで無音なのは人生初かもしれない。
恋人を置いて戦地に赴いた青年と、故郷で帰りを待つ恋人の物語が交互に描かれいる。
のだが、視点が切替わってる間に裏のエ…
銃
フランドル地方で暮らす少女バルブは、複数の男たちと関係を持つ
彼女に強い想いを抱くデメステルもその内の1人だった
やがて他の男たちと戦場に赴いた彼は、そこであらゆる罪を犯していく
それに呼応す…
銃撃戦がほとんどない戦争映画。
ていうか戦争映画じゃないのかもしれない。
終始女性に共感できず、監督は何を描きたかったのかがいまいち見えてこなかった。
派手な演出がない分生々しい戦争シーンは、『これ…
戦場における厭なリアリティをここまで浮き彫りにさせるのはやはりブリュノデュモンならではの仕事だなと。銃撃戦などがほとんどない戦争映画だし、基本的に撃たれた一秒後には即死するのでどうしようもない。人間…
>>続きを読む【地続きにある死と生】
ブリュノ・デュモンが第59回カンヌ国際映画祭に出品しグランプリを受賞した『フランドル』を観ました。第59回カンヌ国際映画祭は激戦区となっており、『パンズ・ラビリンス』、『ファ…
パリ、シネマテークで。この映画全然知らなかったけどこれはかなり良作。田舎の女も、砂漠の戦場の男とまた同じくその瞳に絶望を宿している、そのコントラスト。こういう角度の「戦争映画」初めて観たし、こんなに…
>>続きを読む折り返しに入ったカンヌ国際映画祭のここまでで、最も話題だったのがレア・セドゥの新型コロナ陽性報道。
それもそのはずレア・セドゥは今回のカンヌのミューズでした。
コンペのウェス・アンダーソン『The …