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監督のシャオルイ(マオ・シャオルイ)は、10年前に中断された「未完の映画」の撮影を再開するため、キャストとクルーを集め説得する。そして2019年、10 年間電源が入っていなかったコンピュー…
「未完成の映画」は、 そのタイトルが示唆するような「未完成」とは何の事なのか、 現実と虚構の境界線上で観客を揺さぶり…
【ロックダウンで生まれる映画のクィア化をshootする】 ■あらすじ 監督のシャオルイ(マオ・シャオルイ)は、10年前…
2022年11月から2023年1月にかけてパリのポンピドゥー・センターにて開催されたツァイ・ミンリャン監督の全面的なレトロスペクティブと展覧会「Une Quête」に合わせて制作された「行…
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『無所住』とは別にプログラムが組まれた今作も準新作と位置付けて良い。新作がスミソニアンならば、今作はパリのポンピドゥ…
【第25回東京フィルメックス 特別招待作品】 『愛情萬歳』ツァイ・ミンリャン監督の行者シリーズ9作目。パリ・ポンピドゥ…
マレーシア出身の台湾の巨匠ツァイ・ミンリャンの演出、リー・カンションの主演による「行者(Walker)」シリーズの第10作目。9作目の『何処』に続き、Anong Houngheangsyも…
今年のフィルメックスで一番楽しみにしていた作品で、月曜日に観たが客の入りはまばら。日曜はパスしたので状況はわからない…
【第25回東京フィルメックス 特別招待作品】 ツァイ・ミンリャン監督の行者シリーズ10作目。スミソニアン国立アジア美術…
2001 年、中国北部の大同。モデルのチャオと恋人のビンは怖いもの知らずに青春を謳歌していた。しかし、炭鉱産業で築かれた大同の繁栄は失われつつあった。ある日、ビンは一旗揚げるために大同を去…
久々に観たあとすぐレビュー。 朝早くからこの時間しかやってない!ということで『ノスフェラトゥ』を観てたんですが、終わっ…
『山河ノスタルジア』でも「ゴー・ウエスト」を泣かせソングに仕立て上げたジャ・ジャンクー、今回もその選曲のセンスは冴えて…
ソウルの女子美術大学を舞台にしたこの映画は、もうそれほど若くはない大学講師のジョンイムが、かつてはその分野で有名だった叔父のチュ・シオンに大学の演劇祭で学部の学生たちの寸劇を演出させようと…
東京フィルメックスにて。 またいつものホン・サンス映画だと思いつつ、いつもの感じを期待して観に行きました。それも…
ホン・サンスの公式的には前作となる『WALK UP』はもう何から何まで無理な映画で、個人的にはこれまで観たホン・サン…
ありがとうフィルメックス。ガイ・マディンの映画が見れるとは!ガイ・マディンはカナダの監督で、2004年のフィルメックス…
1933年の大恐慌のさなか、世界一悲しい首都と呼ばれたカナダのウィニペグ。事故で両脚のないヘレン夫人率いるビールメーカ…
ジョージアでは、妊娠12週までの処置であれば堕胎手術は本来合法ではあるものの、社会的、あるいは政治的な圧力によって、それが実質的に違法状態になっているという。そんな保守的な社会において、多…
[ジョージア、四月は絶望の季節] 80点 傑作。2024年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。デア・クルムベガスヴ…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 『BEGINING ビギニング』デア・クルムベガスヴィリ監督…
家族でのピクニックのビデオ映像をじっくりと見ている若い父親。すぐに彼の幼い娘が行方不明になっているということが分かる。このビデオは、若い両親が持っている娘の最新の映像のようだ。程なくして、…
[家のカーテンは絶対に閉めよう] 70点 2024年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。ヨー・シュウホァ長編二作目…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 『幻土』ヨー・シュウホァ監督の新作。ヴェネツィア映画祭コンペ…
タイからの不法移民の青年オームは台湾の山岳地帯の田舎町で老人や障害者たちの介護の仕事をしている。東南アジア各地からの不法移民たちを闇で働かせているボスの下、移民労働者たちの仲介役でもある彼…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 シンガポール出身のチャン・ウェイリャン、イン・ヨウチャオ監督…
カンヌ国際映画祭監督週間でも上映されたケン・ローチ監督やダルデンヌ兄弟監督を継ぐような作品です。 長回しや見事な構図と…
40代の主婦、ツァイは人生の目的を失い、大きな精神的崩壊の瀬戸際にいる。映画の冒頭で、彼女は不運な形で年配の女性に怪我を負わせてしまい、入院したその女性の家族から賠償を求められる。この出来…
[] 40点 2024年ベルリン映画祭エンカウンターズ部門選出作品。チウ・ヤン長編一作目。主人公は40代の主婦ツァイ…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 カンヌ映画祭短編パルムドールを受賞したチウ・ヤンの長編デビュ…
イスラエルのハイファに住む、あるパレスチナ人家族の物語。作品は4つの章に分かれており、それぞれの章が家族内の別の人物を中心に展開し、それぞれが相互に絡み合う構成になっている。国家や社会や文…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 スカンダル・コプティ監督の二作目。ヴェネツィア映画祭オリゾン…
監督Q&Aでスクリプトなし、全員素人俳優(一部の方は演じる職業が本職とのこと。ワリード:内科医、フィフィ:学生、ミリ:…
売れないバンド、“ザ・ゲスイドウズ”の 4 ⼈。マネージャーから「⽥舎へ移住して曲を作れ」と最後のチャンスを与えられた 4 ⼈は、不器⽤ながらも村⼈たちと協⼒し合い⽣活していく。ザ・ゲスイ…
パンクバンドのザ・ゲスイドウズは、“ロックスターは27歳でこの世を去る”というジンクスを信じて疑わなかった。アルバムは…
【焼きそばパンのあの子に初恋をした頃のような曲にしたい!】 ということで、不定期開催「dm的映画祭」の3本目はこちら…
ライムスター宇多丸の2010年映画ベスト10(※ラジオではなく)にて、パク・チャヌク『渇き』、ヴェルナー・ヘルツォーク…
ジョニー・トー監督のまだ見ぬ作品を求めて「スリ」を初鑑賞してみた。本作はどんなテイストの作品なのかな。詳しくは調べない…
ベトとナムは20代の炭鉱労働者の青年。彼らは粉塵まみれの画一的な職業生活を送りながら、地下何百メートルの暗闇の中で密かな愛を育んでいる。彼らは共に戦争で父を亡くしており、ナムと彼の母は父の…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 チューン・ミン・クイ監督作品。カンヌ映画祭ある視点部門に出品…
同性愛と南北分断時代のベトナム、引き裂かれる同体が乗るノアの方舟──FILMeX2024コンペ。チューン・ミン・クイ長…
ニューヨークのクイーンズの中国式マッサージ店に住み込みで働くエイミーとディディ。彼女たちはディディの幼い娘が叔母と暮らしているボルチモアで一緒にレストランを開くことを夢見ながら、強固な姉妹…
[] 50点 コンスタンス・ツァン長編一作目。今年の(今年も?)フィルメックスはまさにリー・カンション祭という感じで…
(もちろん悪い意味で)学生が撮ったのかと思った。ワンシーンワンカットで寒い芝居やらせて最後は海に行く。画に力がないとこ…
模範的な生徒である16歳のミラは、ヒマラヤにあるエリート寄宿学校において、学校全体の行動と学習の基準を設定する責任者である監督生に女子生徒として初めて就任する。野心的で潔癖な性格にも関わら…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 シュチ・タラティ監督の長編デビュー作。サンダンス映画祭に出品…
東京フィルメックスにて。山中遥子が大絶賛していて観たかった本作。面白かった。思春期の歪さを超シームレスな運動と雄弁なカ…
サントーシュが警察官として働き始めたのは、殉職した警察官の未亡人が職を継承できるという政府の制度のためだった。慣れない仕事に順応していく中で、彼女はすぐに、昔ながらの警察のやり方を体験し、…
Filmarksでフォローしている方のレビュー拝見し、機会あったら観てみようとコメントしたら、まさかちょうどその翌日だ…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 サンディヤ・スリ監督の長編デビュー作。カンヌ映画祭ある視点部…
スアは韓国北東部の海辺の町、ソクチョにある小さなホテルで働いている。ソウルから数か月前に故郷に戻った彼女は、ソウルでモデルになりたいと思っているボーイフレンドのジュノと半同棲中。しかし、彼…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 日系フランス人のコウヤ・カムラ監督が同名小説を映画化した作品…
#ソクチョの冬 フランス人であること以外、父親のことを知らないスアは、母親にも恋人にも、どこか距離を置いて心を閉ざす…
このドキュメンタリー作品では、プロの別れさせ屋の介在を通して、ある中年夫婦と若い女性の三角関係があらゆる角度から精査される。この「愛人払い」ビジネスは、夫婦カウンセリングの一種のバリエーシ…
映画『愛の名の下に』 @東京フィルメックス 中国・アメリカ プロの「別れさせ屋」とその依頼者、依頼者の夫、愛人との…
えっと、凄く面白いんですが これドキュメンタリーなの? 鑑賞中から???いっぱい。 なんぞ 紛争中のご夫婦と愛人さ…
この映画は3部に分かれている。第1部では、マドリードで8歳の息子と2人きりで暮らすロシア人の母親に私たちは出会う。続く第2部では、一人の日本人男性がバスク人の若い女性と知り合う。2人は共に…
【ちょっと積分してみただけ】 動画版▽ https://www.youtube.com/watch?v=fYnnDj8…
全州国際映画祭にて鑑賞 映画本編は3部の日本編で亡くなった家族を思うお盆という文化が、何をこうするとか説明なしに家族…
高校の校庭での懸垂中に、内向的なシュオは、同級生のウェイが投げたバスケットボールが当たって落下し、足を負傷する。罪悪感を感じたウェイは、シュオを自宅でテレビゲームをしようと誘う。ウェイの両…
【第25回東京フィルメックス コンペティション部門出品】 リン・ジェンジエ監督の長編デビュー作。サンダンス映画祭でプレ…
リン・ジェンジエ監督『家族の略歴』(2024) 第25回 東京フィルメックスにて鑑賞。 家族の親密さは、同じものを…
ジャーナリストのエリザベス・ベッカーが学者のマルコム・コールドウェルとジャーナリストのリチャード・ダッドマンと共に1978年にプノンペンを訪れた時の記録『When the War Was …
【第25回東京フィルメックス 特別招待作品】 『消えた画 クメール・ルージュの真実』リティ・パン監督の新作。カンヌ映画…
カンボジアに生まれクメールルージュ迫害逃れたリティ・パン監督。 こういう作品はあーだ、こーだ言わず(言えず)きちんと鑑…
1862年、北軍の志願兵部隊が北西部の辺境を偵察する任務を与えられる。彼らは、若者、年配者、神を恐れる者、神を恐れない者など、あらゆる階層の多様な集団だった。彼らの多くに共通しているのは、…
[誰も居ない西部未開拓地域の荒野にて] 50点 2024年カンヌ映画祭"ある視点"部門選出作品、監督賞受賞作品。ロベ…
【第25回東京フィルメックス 特別招待作品】 ロベルト・ミネルヴィーニ監督作品。カンヌ映画祭ある視点部門に出品され監督…
物語は2組のカップルを中心に展開する。一人の青年は写真家の恋人を自殺で亡くしてしまうが、彼女との生前と死後のエピソードが、時間軸をずらす形で物語に織り込まれていく。もう一つの中心になるのが…
【虚構的死を共に歩き、現実的死を独りで追う】 セラピーのような空間、仄暗い場所で練炭自殺を図ってしまう人の心理が語られ…
優しげな映像で描くペラい自死考察──FILMeX2024メイド・イン・ジャパン部門。2組のカップルを軸に自死について描…