「おかえり」と、優しく言ってあげたかった。
【感想】
(あらすじ)
第二次世界大戦後のイタリアでは、北部(ファシストの影響が残る地域)と南部(コミュニストの支持が根強い地域)との間に社会的格差が生…
ナポリのお母さんの気持ちがわかって辛い
息子のために列車に乗せて、
戻ってきたら自分の知らない息子の姿に悲しみを感じ、
息子の未来のために連れ戻さず最愛の息子を手放す…
私にはこの子しかいないってセ…
イタリアの中でも南北でこんなに貧富の差があっただなんて。
我が子を列車に乗せるのは苦渋の選択だっただろう。
生みのお母さんは確かに愛情があった。あったから列車に乗せて、最後は迎えに行かなかった。生き…
幸せの列車というのは比喩かと思いきや、実際に呼称されていたらしい。
イタリアの南北間の貧富の差も知識になかったので、始めて存在を知れて良い機会だった。
「私たちの敵は(敵軍ではなく)空腹」という言…
子供列車運動があったなんて知らなかった。子供が国の宝だって声を上げた共産党の女性達は本当に美しい。
4〜12歳程度の子供を実際に約7万人保護したのだとか。
最後、母も宝を未来へ託す為に手放した。
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