「おかえり」と、優しく言ってあげたかった。
【感想】
(あらすじ)
第二次世界大戦後のイタリアでは、北部(ファシストの影響が残る地域)と南部(コミュニストの支持が根強い地域)との間に社会的格差が…
第二次世界大戦後の数年間、貧しい南イタリアの子供たちを北部の家庭に送り届け、彼らを支えてもらうことを目的とする「幸せの列車」計画で、母親と離れてモデナで里親と暮らす少年アメリゴの物語。
同名小説の映…
とてもいい映画だった。物語の内容だけではなく作品自体のアート性が半端なくよかった。特にカラーグレーディングのレベルは今まで見た映画の中でベスト10位に入ると思った。そして何と言ってもこの作品は
名作…
第二次世界大戦中、後のナポリの様子がわかる。日本と同じように、貧乏がはびこっていたんだな。
イタリア共産党がこんないいことをしていたなんて、知らなかった。母アントニエッタ(セリーナ・ロッシ)も…
貧しいイタリア南部から幸せの列車に乗り北部へ渡った少年
少年アメリーゴ、産みの母、受け入れ先の女性
誰の目線で見るかで感情の動きは大きく変化する、手放しでは喜びきれない複雑な気分を残したハッピーエン…