幸せの列車に乗せられた少年の作品情報・感想・評価・動画配信

『幸せの列車に乗せられた少年』に投稿された感想・評価

3.8
1,689件のレビュー
piyo
4.0
生まれてくる時代・環境は選べないけど、人生は自分で選んでいく。色んな出会いと共に

同じ国の北と南でこんなに格差があるの?と驚き。戦争がなければ、幸せな親子関係を築けたのか?お金で愛情の感じ方は変わってしまうのか?
当たり前の生活が飢えていると、人に優しくできなかったり素直になれな…

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悪いのは貧しさだったとうことを、やっと気づいた男の物語。
貧困と引き裂かれた親子関係を、少年の純粋な目線を通して描いた静かな作品。

第二次世界大戦直後、イタリア共産党とカトリック系のボランティア団…

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3.7
久しぶりに観たイタリア映画は相変わらず少年たちの日常の描き方が秀逸。ダラダラとしたお涙ちょうだいの演出など無くても十分に感動的だった。
最後に産みの母の愛を実感する。
幼少期と今が行ったり来たりする作品を好むことに気がついた。

ニューシネマパラダイスを彷彿とさせる作品。
るる
3.4

貧しさから子どもを疎開させる。疎開先では食べ物も衣服も、やりたいこともさせてもらえる「愛」を受ける。
生まれ育った母から受ける、ただ生きていくための「愛」とは違っていたが、幸せとは?

うまく愛を伝…

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きよ
4.0

心が温かくも苦しくもなる映画

子供への母親の愛情の伝え方や表現って難しいし、全ての行動が子供に伝わるわけではない。
子供の幸せのために疎開させ、子供の幸せのために子供を手放す
子供にとってはしっか…

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戦争(本作は戦後だけど)はいつも子供達が犠牲になる(才能を見つけられて伸ばせたのは良かったとは思うが…)

親元で貧しく教育も受けられないより親元を離れても豊かに暮らした方が確かに良いかなとは思うが…

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花山
4.0
これがイタリア的な情緒なのだろうか。
「ニューシネマパラダイス」に通じるような愛情表現。
ワンショットワンショットが絵画のように美しく、その甘美さに思わず息を呑む。
M
3.9
戦後イタリアの忘れ去られた苦悩。戦争は人々の命も、未来も、思想も、全て歪に変えてしまった。それでも変わらなかった母の愛だけが、バイオリンの音色とともに悲しく鳴り響く。

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