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ヌー ヴェルヴァーグ
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『ヌー ヴェルヴァーグ』に投稿された感想・評価

Omizu
4.0
【第78回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『6才のボクが、大人になるまで。』リチャード・リンクレイター監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品された。

大傑作!映画史に残る傑作『勝手にしやがれ』の舞台裏を描いた作品。リンクレイターからヌーヴェル・ヴァーグへのラブレターとして完璧な映画賛歌!

まずやはりキャストについてだろう。ゴダールはもちろんジーン・セバーグ、ベルモンド、ジャック・リヴェットなど錚々たる面々が登場するが、その全てが激似。個人的にはヴァルダとドゥミが出てきたときに盛り上がった。よくこんな似ている役者をキャスティングしたもんだ。

ゴダールの破天荒な気質と、それに翻弄される映画作り。白黒の映像でプチ騒動が描かれていく。プロデューサーと喧嘩したり、撮影に穴をあけたりとゴダールの気質が描かれていく。

反発するセバーグ、こんなものだと受け入れるベルモンドの対比もユーモラス。淡々と進みつつ、次々に登場する映画人たちに興奮しっぱなし。

無理に葛藤や盛り上がりを作ることなく映画への愛を持って仕上げたリンクレイターの演出が見事。そっくりさんショーに陥ることなくヌーヴェル・ヴァーグの本質に迫っている。

『アーティスト』が作品賞とるならこれもアカデミー賞に絡まないとおかしい。現時点では可能性は低いが…それくらい完成度が高く映画への愛情が詰まった傑作だ。
sonozy
5.0
リチャード・リンクレイターの新作は、ゴダールの長編デビュー作でありヌーヴェルヴァーグの象徴『À bout de souffle / Breathless(勝手にしやがれ)』の撮影風景をリアルに再現したような作品。

ゴダール役やジャン・ポール・ベルモンド役の無名俳優さんも、ジーン・セバーグ役のゾーイ・ドゥイッチもソックリ&再現力の高さ!

トリュフォー、シャブロル、ロメール、リヴェット、ブレッソン、撮影監督ラウール・クタール、プロデューサーのジョルジュ・ド・ボールガール... 当然本人を見たわけじゃないですが、おそらくそっくりなキャスティングに驚かされます。
それぞれちゃんと名前を紹介してくれるのも親切。

1959年の撮影手法を忠実に再現したという映像やセット。
そして、クセ強すぎなゴダールに振り回され、苛立ち、呆れ、諦め、離脱を我慢しつつw 何とか完成に漕ぎ着けたキャストやスタッフたち。

脚色はあるにせよ、ヌーヴェルヴァーグの象徴となる作品が生まれた空気感を擬似体験するような素晴らしい作品です。

米国ではNetflixが配給権を獲得し配信中です。(日本の公開については不明)
Netflixトレーラー
https://youtu.be/UufRzKVFseg

※メモ
『À bout de souffle / Breathless』≒ 息を切らした/息絶えた/追い詰められた
[ヌーヴェルヴァーグ界隈と"勝手にしやがれ"の撮影日誌] 70点

2025年カンヌ映画祭コンペティション部門選出作品。リチャード・リンクレイター長編24作目。今年はベルリン映画祭コンペに『Blue Moon』を出した上で、本作品をカンヌ映画祭に出しており、メジャー作品とインディー作品を交互に作る彼らしい選択だなと思うなど。物語は1959年に行われた『勝手にしやがれ』の撮影風景を追っている。当時、フランソワ・トリュフォーやクロード・シャブロルといった同年代の作家たちは既に初長編を取り終えて評価されており、ゴダールは焦りつつも自身の考える企画を通そうと躍起になっていた。プロデューサーのジョルジュ・ド・ボールガールがGOを出すと、そのままスタッフやキャスト陣を確保する流れになる。ボールガールや助監督ピエール・リシエンが集めたクルーはゴダールの撮影の進め方に懐疑的で、特にパリに来たばかりのジーン・セバーグは脚本がないことに戸惑い、不平を漏らしている…といった具合に、コミカルに軽やかに『勝手にしやがれ』の撮影日誌のような語り口で進められていく。ゴダールの悩み、ざっくり書けば"アート性と現実の制約"の板挟みは描写されているが、そこまで深堀はされないので気軽に見ることが出来てありがたい。ミシェル・アザナヴィシウス『グッバイ、ゴダール!』のゴダールほどウザさもなく胃もたれもしないが、若干の味気無さもある。それにしても、役者陣はどんなちょい役でも似てる。同時期に撮影を行っていたジャン=ピエール・メルヴィル(『マンハッタンの二人の男』)やロベール・ブレッソン(『スリ』)も相談相手として登場するし、ロベルト・ロッセリーニを招いた際にジャック・ドゥミやアニエス・ヴァルダも登場するし、カイエの編集室ではジャック・リヴェットやエリック・ロメールも登場するが、とにかく全員似てる。途中から似すぎてて怖くなっちゃったくらい似てる。おかげで話の本筋を見失わずに済んだし、本当に当時の情景に混ざり込んだみたいな雰囲気はあった。ただ、ゴダールは試写上映中も含めて最後まで一度もサングラスを外さなかったので、素顔まで似ているかは不明。ここまでくると、もはやサングラスが本体まである。

追記
隣に座ってた人と上映前に仲良くなって、終わったあとに"素晴らしかった!"と握手して別れた。良い思い出。なんか偉い人らしいので、また会えることを願ってます。

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