レンタル家族というタイトルに惹かれ見に行きました。観終わったあと、自分の“家族”を考えずにはいられなかった。
派手さはないけれど、その分、人間の奥底にある「心の距離」が丁寧に描かれている。
レンタル…
認知症という、誰の身にも起こり得る最も残酷な現実。この重い主題に対しのアプローチがあまりに鮮烈で新しく言葉を失いました。
最愛の人が自分との事を忘れていく。その絶望的な時間の流れの中に、あえて「残酷…
話題になっていたので鑑賞に訪れましたが、完全に期待外れでした。
説明的な繋ぎやセリフ。この手の映画はリアリティ面が担保されないと成立が難しいのに、、、各シーンでいちいち突っ込みたくなる箇所があり。リ…
人とつながりたいという欲求を軸にした、普遍的で既視感のあるテーマ。
強く目を引くような構造的な巧さも、爽快感のある伏線回収もなく、特筆すべき仕掛けはひとつもない。
即効性のある刺激が求められる現代的…
まず、自分と同い年である上坂龍之介監督が、これほどまでに解像度の高いデビュー作を撮り上げた事実に大きな刺激を受けた。
物語で描かれる認知症や家族の崩壊は、決してスクリーンの中だけの話ではなくて、自…
擬似家族となった3人が本物の家族以上にそれぞれ普段閉じ込めている思いを伝え合う様子が印象的。母親の意識の中から自分の存在が消えていく瞬間は残酷で辛かった。終始いろんなことを身をもって考えさせてくれる…
>>続きを読む東京の会社に勤める洋子(荻野友里)は、残業も多い忙しい毎日を送りながら、定期的に地方の実家へ帰省している。目的は、父・忠勝(黒岩徹)と協力して、認知症が進む母・千恵子(駒塚由衣)のケアをすることだ…
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