芸術と世俗
心象と現象
精神と物質
深部と浅部
真実と現実
普遍と刹那
“一方の手の指で永遠に触れ、一方の手の指で人生に触れることは不可能である。”
幽閉、はたまた孤高なる空間の中で、永遠という…
《フランス映画と女たち PART 3》③
*上映終了後、エミリー・コキーさん(シネマテーク・フランセーズ)によるオンライン・アフタートークあり。
実在した"アロイーズ・コルバス"の物語。
精神疾患…
アフタートークで「こんな女性がいたんですよ」と提示するような作品、という話があった。画的な面白さはたしかに淡々としているけれど、精神的に追い詰められた女性の人生を描いたもの、それも男性も含めた患者た…
>>続きを読む「分裂症の人にとって赤は美しいの」
精神疾患には主体性がある。これを色といった表現で同義が出来るアロイーズにハッとさせられた。カッコいい。
都合の良さで隔離されながらも、この言葉を生み出せるアロイー…
イザベル・ユペール出演当時21〜2?くらい?頬がふっくらしていて子供みたいだ…しかしユペールだな、という眼差しの強さ。そしてセイリグ。全然似ても似つかないけどかえってそれがイイ塩梅だ。全くの別人にな…
>>続きを読むアロイーズが、セリッグが、ローザンヌのちいさな街角で「戦争をやめろ!戦うことを放棄しろ!」とひとり叫び続けるあの声、あの姿勢、つきあげるあの手の力みを見るだけでも価値がある。この「価値」という単語さ…
>>続きを読む予告を観てたら窓からなにかが落下するという点で精神病棟という同じテーマを扱った中村登の智恵子抄みたいなカットが(智恵子抄はアカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされてたらしいが偶然でしょう)
偶然つ…