実際にあった尊属殺人事件をシャブロル節で描く。
少女による尊属殺人というもはや一つのジャンルとも言える神話的題材。
少女ならではの不安定さとノジエール家が住むアパルトマンの狭さよ…。
あの狭さ、息苦…
シャブロルは話が通俗的すぎて苦手だったが、まさかの実話とは。しかし大胆極まりない省略と、唐突なフラッシュバックでも全く破綻しない、シャブロルの語りの上手さは異常。
売春=化粧のため鏡に向き合うイザ…
フェードの強い退廃的な空気感と、その中であどけなさと大人の色気どちらも使い分けるイザベル・ユペールが絵画のようで、終始目が離せないほど美しい。
鉄格子の中にいるような描写が最初から続き、そこから出よ…
#クロード・シャブロル 監督作品「#ヴィオレット・ノジエール」を観てきた。両親を毒殺した実在の女性をモデルにした作品。現実と妄想、回想シーンが結構ランダムに入り混じって居場所が分からなくなる。彼女も…
>>続きを読むこれは、若き日のイザベル・ユペールの演技にただただ圧倒される作品であった。
若さゆえに… そして家族という閉じられたコミュニティでの精神的支配に抗ったゆえに犯罪に向かってしまった女を、研ぎ澄まされ…
若かりし頃のイザベル・ユペールの怪しげで二面性ある魅力を堪能するには秀逸な映画ではあるが、シャブロルの映画としてはイマイチ切れ味が良くなく、敢えて真実をすり抜けようとする見せ方がハマりきらなかった。…
>>続きを読むこの映画は喉から手が出るほど見たかった映画です。名作だと思います。なぜ今まで日本にソフトでも紹介されなかったのか不思議です。
イタリアのプログレ・バンドAreaの1978年作のアルバムの中に「ヴィオ…
無垢な少女の皮をかぶった、夜の底の毒花。
虚構と真実の境目を静かにすり抜ける、名匠シャブロルとユペール最恐のタッグ。
1933年にパリを激震させた実在の実父毒殺事件を、クロード・シャブロル監督が冷や…