中村文則の短編小説「火」を映画化した作品。原作は敢えて読まずに鑑賞。
映画は瀧内公美の一人芝居で構成され、その演技力と魔性的な魅力に引き込まれていく。
精神科の病院内で彼女の幼い頃の大きな過ちと…
全編一人芝居という攻めた構成。
女がフラリと立ち寄った人気のない精神病院で自分の壮絶な反省を語りだす…という中身だけの勝負。
主演:滝内公美の美しさと演技力のおかげで一秒も退屈せずに観ることが出来た…
登場人物が一人だけの映画は初めてでしたので、私に楽しめるかどうか少し不安でしたが、そんなことを忘れてしまうくらい映画に惹き込まれました。これが演技なのかと思ってしまいました。それ程までに凄かったです…
>>続きを読む2025年劇場鑑賞11本目
脳内に情景が浮かんでくる語りと一人芝居!
なんですけど・・・
ちょいとサイコパス的で精神疾患あるような人物像に人生こんだけ何やかんやとあったら顔にヤサグレ感が出てくる…
全然面白くなかった。一人喋りだから全く展開も無く。階段のすぐ下まで行って、登るのか、登るのか、登らないー。机の上の手紙をめくってちょっと眺めた後に元の場所に戻したり、カーテンをちょっと開けてすぐに閉…
>>続きを読むこちら側に背中を向けた裸婦と、彼女を真っ直ぐ見据え写し取らんとする画家。後藤又兵衛による「真実」という絵らしい。しかし実際我々に見えているのは彼女が選択的に見せている部分のみで、どこまでが真実かなど…
>>続きを読む中村文則の「火」は2016年に桃井かおりが監督脚本主演で「火 Hee」として映画化されていた。その時のプロデューサーが奥山和由。桃井さんがすべてをコントロールするのではなく別の監督あるいは脚本に誰…
>>続きを読む原作未読、撮影方法などはネットニュースで事前に読んでいて、瀧内公美さんの一人芝居とわかった上で観に行きました。
映画にしては短いとはいえ、この長尺をもたせてしまうのは、演者さんの力なのか監督の力な…
「敵」で瀧内公美さんを知り、なんという色気の持ち主か、と目を奪われました。そんな彼女の一人芝居。古びた洋館で、話しかけるかのように、独白は続く。ミステリアスな彼女の個性がハマった、唯一無二の作品。か…
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