雪深い山のシャレーに引っ越してきたばかりのマガリは、ある事故(タイトルのThe Piano Accident/ピアノ事故)で片腕と首にギプス状態で、キャラクターとして付け続けている歯列矯正器具のせいで喋り方も独特。 長年秘書をしているオッサン、パトリックをこき使う、性格もこじらせちゃった感じのキャラ。
【カンタン・デュピューのメタギャグはインフルエンサー風刺へ】 カンタン・デュピュー新作が日本のMUBIに来たので観た。カンタン・デュピュー作品は演劇的メタ手法、ブニュエルへの固執によって構成されることが多く、あたりはずれが極端に分かれる。近年の演劇に偏った手法は正直苦手だったりする。最新作『The Piano Accident』は近年の兆候を引き継いだ作品である故、カンタン・デュピューの作家性から語ったほうが良さそうだ。