アンナ・マデリーナのネタバレレビュー・内容・結末

「アンナ・マデリーナ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ジャンル:金城武という感じの、優しく他愛なく、少し寂しげで、どこか浮世離れした雰囲気の映画。「君と僕は生き方が違うんだ」っていう台詞がとても良かった。

そして、最後に登場したレスリー編集長(眼鏡!)が素敵すぎます。
これも好きな恋愛映画の1つ。
やはり片想いこそ恋なんだよなぁ。そこには性的な情感はなくてただただ切ない想いだけが描かれている。
ガーフが恋するモクマンイーはモッヤンを恋し、モッヤンが書けない小説をガーフが書きあげる。
最初に彼女の秘密、彼女を好きになったのは自分だと思っていたガーフが、それよりもっと前にマンイーがモッヤンに惹かれてたのを知る場面。忘れられない。

レスリーとアニタユンはチラリとしか出ないけどそこはしっとりした大人の片想い、これだけで別の話できたんじゃないのかな?ってくらい良い雰囲気。
色々ブレるところもあるけど、胸を締め付けられるあの感覚のあるこの作品はやはり自分にとっては名作。
こういう役をやると金城武という役者は一段と映える。この映画はキャスト的には超豪華メンバーなんだけど、その豪華さを良い意味で打ち消すかのようなごくごく日常を、それでいて素朴さを感じる映画だった。それぞれにそれぞれの人生と生き方がある。願っても叶わないものもある。でもそれを受け入れて生きていく。アンナ・マデリーナが心に響く映画ですね。