ベルギーのアニメーション作家ラウル・セルヴェの短編集。
どの作品も見所はあったが、特に好きなのは「クロモフォビア」「オペレーションX70」「ハーピア」の3本。
「クロモフォビア」は短編集の幕開けに…
【デルヴォーで夜遊び】
ラウル・セルヴェは確か、若い頃に特集上映で一度見てあまり感心しなかった。我ながら当時は、映画見の器が狭過ぎたと思う。
『夜の蝶』だけの感想を記すが、ここでは単独のページが…
『夜の蝶』 ⭐︎3.9
『クロモフォビア』 ⭐︎3.6
『ハーピア』 ⭐︎4.2
『人魚』 ⭐︎3.6
『語るべきか、あるいは語らざるべきか』 ⭐︎3.4
『GOLDFRAME』 ⭐︎3.3
『OP…
やっぱハーピアの怖さとか夜の蝶の幻想性のインパクトがヤバいんだけどクロモフォビアやペガサスみたいなユニークな動きとキュートな絵柄も好きだったり。
ほんと作風コロっと変わるけどどの作品も画面を蠢く芸術…
鋭い社会風刺を美しく、ユーモアあるタッチで描いています。
特に好きだったのはクロモフォビア
軍隊に支配され、色を奪われた人々。
少女が咲かせた花の兵隊によって色を取り戻していく話
いろんな見方ができ…
「クロモフォビア」(1966)10分
軍隊により黒く塗りつぶされてしまった街や人々。少女が育てた一輪の花からは救世主が現れ、色彩を取り戻すべく街の人々と共にレジスタンスが始まる。可愛いイラストだけど…