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Climates/うつろいの季節(とき)
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『Climates/うつろいの季節(とき)』に投稿された感想・評価

[トルコ、妻を支配線とするモラハラ夫=ジェイラン?] 70点

2006年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。ヌリ・ビルゲ・ジェイラン長編四作目。今回も主人公はカス男だが、普段と違うのは演じているのがジェイラン本人で、その妻役としてジェイランの妻エブルを配役していることだろう。なんならジェイランの両親も両親役で出演している。カルロス・レイガダスかよ(震え声)。閑話休題、物語はジェイラン夫妻、もとい大学教授イサとアートディレクターのバハールがトルコ南部カシュの遺跡に来るところから始まる。いつまでも未完成の論文のために、がむしゃらに写真を撮るイサと、それを遠くから眺めているバハールの間には言葉にならない様々な壁がありそうで、やがてバハールは静かに涙を流す。続く友人夫妻とのディナーでは、息苦しい長回しの中で、妻の行動をコントロールしようとするモラハラ夫イサとそれに抗おうとするバハールの姿が描かれる。実に厭らしい長回しだ。近年のジェイランはカンヌに当て込んで、審査員の好きそうな"知的な会話"を増やしてるんじゃないかと思うほど、本作品は静かで示唆的な映像によって語られ、しかも二人の間にある分断は十二分に可視化されている(次作『スリー・モンキーズ』からエブルが脚本に加わるのも関係しているのかもしれいない)。特にとても悪人面のジェイランが切り返しで挿入されると、言い訳を重ねて自己保身に走りつつ他人はコントロールしようとするという人物像以上に妙な緊張感が走るのが良い。バハールを追って雪深い東部に赴いて彼女を遠くから見張るとことか、昔の恋人or不倫相手のセラップの家の前で帰宅を待ち構えてるとことか、大犯罪者逮捕を前に目バキバキで張り込む刑事くらいの怖さがある。というか、ジェイラン本人がドラゴシュ・ブクルに似てる(似てない)ので、『Police, Adjective』が頭を過ぎったのだった。同僚との会話で"口うるさい妻(恋人?)も俺が出ていくムーヴを見せたら大人しくなった"みたいなこと言って二人とも"女には分からせないといけない"みたいな立場だったが、バハールには"俺は変わるよ幸せにしてあげるよ"とか下から出て、いざ帰ってきたとなったらすぐに上からになるというブレないクズさが出ていて、とても良かった。ジェイランとか見る度に忘れるんだが(驚くべきことにこれで6本目)、やっと作家性が見えてくるなどした。いやあしかし、これを夫婦で演じるとかすげえな。
監督本人とその妻が出演する今作は「雪の轍」と似た設定とも言える。こちらの映画のほうが、言葉だけでは理解しきれない男と女の間にある障壁が高くそびえたっている。
このレビューを書いていないのでもう一度見て書きたいと思っていたが、諦めた。理由は?

『Climates/うつろいの季節(とき)』に似ている作品

カンウォンドのチカラ/カンウォンドの恋

上映日:

2021年06月12日

製作国:

上映時間:

109分

ジャンル:

3.7

あらすじ

友人たちと共に、自然豊かな江原道(カンウォンド)へと遊びにきた大学生イ・ジスク(オ・ユノン)。親切な警察官と知り合った彼女は、しばらくした後、再び彼に会うため、江原道を訪ねる。一方、教え子…

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