愛の勝利の作品情報・感想・評価

勝気だが、儚くも可愛らしく、愛おしい、、、わがままだか、情に熱い女。そんな役をやらせたら右に出る者がいないデイヴィス。

ラストに向けて真実の愛を誘って、自分ではない誰かを愛するヒロインに涙なしには観られない。


だが、ひとつだけ。このあたりのデイヴィス作品は名作が多く、その中では少し落ちる。とは言ってもこれは高水準での感想。

とにかく40年前後の彼女は最強だったのであろう。唯一無二の伝説の女優に身震いするばかり。

乗馬

脳腫瘍のため入院したジュディ
手術も終わり、回復した彼女はスティール医師と恋仲となる
しかし、そんな彼女にも病魔は許してくれなかった

豪華俳優陣共演のロマンスドラマ

生きるということ
終盤は見てて結構辛かった

病気のことについて宣告するべきかどうか
これはずっーと昔からの悩みですね

ベティ・デイヴィスの演技は流石です

失明して数時間後に死に至る怪病にベティ・デイヴィスが罹る。
この本なら演出次第でもっと感動的にできそうな気がする。サークの難病ものはやはり偉大なのだと逆に実感させられる。
個人的にはチョイ役のボギーが良くて、あまりにも軽快な乗車シーンや、ベティ・デイヴィスにコクって即正面からキスしてしまう漢気にやられた。その割に彼の恋の行方は有耶無耶になる切なさ…

難病物だけどさすがベティ・デイヴィス。いつもの高慢ちき生意気女キャラ全開で全く貧乏臭くない。2017/1/30シネマヴェーラ。

39年のセカチューだった。

でも、悔しいけど、夫に自分の死期が近い事を気付かないように振舞って、NYに送り出すラストには泣いた。