鳩の翼の作品情報・感想・評価・動画配信

「鳩の翼」に投稿された感想・評価

KAZUKI

KAZUKIの感想・評価

3.0
若き頃のヘレナ・ポナム=カーター目当てで。
レイチェルワイズとよく似てるな〜っと改めて思った。
物語に特に惹かれなかったけど、彼女が裸体を披露してくれてありがたい一作。
恋愛における人の心のお天気さが巧く描かれている。単純な三角関係の話でないし、ラスト、ケイトがマートンの部屋を訪れてからのやりとりのスリリングさといったら!ここだけで一生記憶に残る映画になった。
90年代の文芸コスチューム劇の恋愛もの(さらにワインスタイン案件)ということで、ひっかからない人は多いのでは?(私もタイトルすら知らなかった)ひじょーにもったいない!
ただ、最後の付け足しは日和ったかなあ。ディレクターズカットがもしあったらなくなるシーンだろう。
atsuko

atsukoの感想・評価

4.8
 どんな立場だって、結局はその人がどう考えてどう生きようとするか。
 生い立ちとか病とか自分ではどうしようもないことがあるけど、悩みながらその時その時を真剣に生きていた。
 ミリーのあの、さいごの台詞には、涙腺崩壊。私は大好きな作品でした。
1シーン、1シーンが絵画のように美しい!
ヴェネツィアのシーンは圧巻です。
私もこの映画の世界に紛れ込みたい!と思わせられました...仮面舞踏会に私も参加していいですか?笑

恋愛物はいつも登場人物の誰かに感情移入してしまうのですが、今回は主要人物3人全員の気持ちが分かり、見ていてとても切なかった。

たぶん数年前に見ていたらきっとヘレナ・ボナム・カーター演じるケイトのことは嫌いだったと思うけれど...嫌いだけでは切り捨てられない感情が生まれてしまいました。あんな切ないラブシーンがありますか!?

最初から素直に愛を信じてマートンの胸に飛び込めていたらこんな悲しい思いはしなくて済んだと思います。ですが、目の前でアヘン窟で荒んだ人生を終えようとしている父(マイケル・ガンボン)を見たら、お金の重要性を感じずにはいられなかったのでしょう。どん底の生活になってしまうかもしれないという不安は誰にでもあると思います。

マートンは本当に誠実で良い男性でした。だからこそカウチに横たわるミリーに跪いて謝るシーンに心が抉られる思いでした。

「風と共に去りぬ」のメラニーのようなミリー。心優しい人が早くに亡くなるのは物語の悲しさを倍増させますね...

「愛」と「健康」と「友情」の重要性を作者のヘンリー・ジェイムズは読者に伝えたかったのかな?「お金」だけがあっても寂しい人生ですよという忠告かもしれません。

余談:私がミリーなら財産はスーザンに渡します!笑 あと、クリムトの絵画展の内容が豪華過ぎやしませんか!?私が東京の展示会で見た時の作品数と違い過ぎてショーック!!!
nekoneko

nekonekoの感想・評価

3.7
🇬🇧イギリス📕文芸ロマンス作品
三角関係を描いたお話ですが…映像も女優陣も美しすぎる🌹✨✨1作!
(主人公ケイトの伯母を演じるシャーロットランプリングのクールな美しさは今も昔も変わらず…!)

舞台がロンドンからヴェネツィアに移るあたりから🛶美しい風景とは裏腹にドロドロした策略とそれぞれの心理が描かれていきます

イギリスの階級社会の中で苦悩するケイト(ヘレナBカーター)がなんとも痛い❤️‍🩹
タイトル「鳩の翼」については後半マートン(ライナス・ローチ)のセリフで意味合いがわかります

…プロポーズってココロ踊るものだと思うんだけれど…
…終盤シーンはなんともセツナイ💧🌿
ヘンリー・ジェイムズの同名小説をヘレナ・ボナム・カーター主演で映画化。前半の舞台はロンドン。ケイトは落ちぶれた中流階級の娘。父は前科のあるアヘン中毒者…母の金を食い潰し、失意の中母は死去…ケイトは母の姉、伯母のモードに引き取られる。ジャーナリストの恋人マートンから求婚されているが「母親と同じ過ちは犯さないで!また会うならあなたも父親も面倒みないわ」と、伯母は猛反対。失意の中、知りあったアメリカ人女性ミリーは、莫大な財産を相続した孤児で、実は重病を患い余命幾ばくもない。ケイトとマートンが恋人同士であることを知らないミリーは、マートンに一目惚れ。親しくなるにつれ、ミリーの想いに気づいたケイトはある考えに至る。舞台は後半のヴェニスへ…。
三角関係を描いたラブストーリーとしては異色な作品。ケイトが財産も棄てて、マートンとの結婚を選べば済むことなのですが、父に言われた「金無しで愛が続くのか」に悩み、伯母に援助されてる父を見捨てることもできない。「同情は吹っ飛んだわ」と、マートンとミリーをくっつけて財産をふんだくろうとするものの、嫉妬に狂い破壊的な行動をしてしまうケイト。こんなに悲しく愚かな役、かなり難しかったと思います。ヘレナ・ボナム・カーターは見事な演技で、それまでの優等生な貴族娘キャラから脱却。以降、バイプレイヤーとしても幅広い役をこなすようになります。「司祭」「この森で、天使はバスを降りた」でそれぞれ注目されたライナス・ローチとアリソン・エリオットも好演。なぜか二人共映画界での活動は地味になってしまいましたが…。タイトルの「鳩の翼」は、マートンがミリーを表現した言葉、[彼女は生きている。誰よりも生き生きと。]を意味しているように感じました。終盤のこんなに惨めで憐れなラブシーンは初めて…忘れられない。
じみー

じみーの感想・評価

3.0
ラスト、ヘレナ・ボナム・カーターの裸体と騎乗位の凄みは素晴らしいが、回想の挿入で台無し。全体に文芸映画のノリで退屈。マイケル・ガンボンが阿片窟にいて嬉しい。
これ絶対増村保造・若尾文子でやったらむちゃくちゃ面白くなると思う。
Luna

Lunaの感想・評価

3.4
上品かつ洗練された映画
Venezia旅行に憧れ、実現できた時嬉しかったのを覚えている
あお

あおの感想・評価

2.7
同情から嫉妬への移り変わりは恐ろしい。

哀れな鳩に同情しかない。

長い原作をスッキリテンポよくまとめたと思う。
久しぶりに再観賞。ヘレナ・ボナム=カーターをはじめすべての人物像が無駄なく作品を構成している。みんな若さが新鮮。
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