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佐久間ダム
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『佐久間ダム』に投稿された感想・評価

菩薩
-
専門用語ばかりで正直ずっと何をやってるのかは分からないがとにかく途方もなくデカいものを途轍もない物量を投入してしかも猛烈に短期間で築き上げたらしい事は否応なく伝わってくる。激流の流れを変え剥き出しになった川底にただひたすらコンクリートを打ち込み巨大な建造物を拵え川の流れを元に戻し発電施設として稼働させる、文字で書いたら簡単な仕組みだがやっている事がひたすらド派手でバンバン発破が気持ちいい。しかも音楽が伊福部のせいでちょっとばかし特撮映画っぽく観える、勿論これは実録な訳だけど。何度となく「命綱を…命綱をしなされぇ…」と観ているこちらが怯える場面があるが、実際この3年の突貫工事の最中に96人が殉職したらしい、危機管理意識バグり過ぎててここが一つの転換点になったとの事(本当かね…)。ダム湖に沈む村々・集落のくだりは「ふるさと」推しが猛烈にあざといが、その犠牲が日本の高度経済成長の下支えになったのであり…って考えると余計にモヤる。
mingo
4.1
静岡と愛知にまたがる佐久間ダムの完成までを描いた人類が必見すべき産業ドキュメンタリーの傑作。インタビューを排し実際の記録映像と伊福部昭の音楽、藤倉修一のナレーションのみで構成してるのに、ハリウッドの超大作観ることよりおもろいのは画面に写ってるミクロ的視点がマクロに繋がって人々の生活を感じさせ、当時の日本人の情熱とエネルギーをヒシヒシと感じるからだろう。パワーショベルカーや大型ダンプ、ブルドーザーが大画面で迫力を持って映像として説得力のあるものになっており、急な山腹の爆破から崩れ落ちる土砂、ほとばしり流れる天竜川の濁流はまさにスペクタクル、この映像で胸うたない人が居たら教えてほしい。
劇場公開された第1部〜第3部のネガを解体して再編集した総集編。ちなみに3作品の観客動員数は合計600万人とされているらしいが、それを観た人がおそらくほとんど居ないのもときを感じて感慨深い
椎名誠が「私の一本の映画」(キネマ旬報社)に選んだ作品。戦後記録映画の代表作。企画:電源開発 製作:岩波映画製作所 

「佐久間ダム 第一部」(1954) カラー38分
監督:高村武次 音楽:伊福部昭

2K修復版DVDを鑑賞。全三部作の第一部。当時日本最大規模の佐久間ダム工事を追う超スペクタクルなドキュメンタリーだった。音楽が同年の「ゴジラ」(1954)を手掛けた伊福部昭で、同じメロディーの楽曲が使用されている。人間が当時の最新技術で天竜川と大自然に挑む様子、そして巨大スケールのダム工事現場はまさしく初期の怪獣映画を観ているかのよう。しかもドリル掘削機などの重機もダイナマイト爆破も本物なので凄い迫力だった。工事の着工は1953年。本作は敗戦八年後の日本国民に希望と勇気を与える作品として注目を浴び、300万人動員の大ヒット作となった。

1960年代の東宝怪獣映画は、おそらく本作の映像を手本にしたのではないだろうか。怪獣とは大自然の化身だったし人間による自然開発によって永い眠りから醒めるのだ。そこに問題意識を持ちつつも対応して打ち勝たなければ人間は生きていけなかった。庵野監督の「シン・ゴジラ」(2016)にはこの精神が受け継がれていて、人間がゴジラへの対抗手段としたのは、本作で天竜川に挑んだのと同じく沢山の工事機器車輌だったのである。

「佐久間ダム(総集編)」(1958)
監督:高村武次 音楽:芥川也寸志  カラー96分

第一部の続きが気になって鑑賞。全三部作の総集編。椎名誠は学校の授業で本作を観て思わず感涙してしまい、文化映画を観て泣いたことが当時不良だった彼にとって恥ずかしく明かりがつく前に教室を逃げ出したという。

音楽が伊福部から芥川也寸志に変わり情緒的になっている。前半は「第一部」と同じ映像が使われているのだが、怪獣映画のような面影はすっかり感じられず劇伴の重要性を再認識した。本作では佐久間ダムの1953年の着工から1956年の完成までを観ることが出来るが、それ以上に印象深かったのが水没する村の最後の祭の風景だった。296戸の住民は豊橋市などに移転した。

本編では「多数の犠牲の上に佐久間ダムが完成した」と語られるのみだが、実際には96名が殉職されたとのこと。ダムをはじめ道路や鉄道などが沢山の先達の手で作られてきて、そのお陰で豊かな生活があることをあらためて痛感した。感謝の念を忘れないようにしたい。

※佐久間ダムの施工者である間組も英映画社の製作により「佐久間ダム建設記録」を作っている。二部作でモノクロ。

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