ネタバレ
あんな小船での原始的ウバザメ漁に驚愕!
長編ドキュメンタリ-の父とされるフラハティ監督1934年作品。
ドキュメンタリーとはいってもやらせはあるんじゃないかと疑心たっぷり。
荒い波の…
博物学的記録映画。
映画ってのは、当初から演劇や見世物に寄っていたのか、なかなかこういうのは探せなくて、残念。
映画が、本来持っている機能だと思うんだけどな。
80年代以降、交通の発展と、メデ…
このレビューはネタバレを含みます
過酷な自然に生きるアラン諸島の人々の前近代的な暮らしを再現したドキュメンタリー。映像上の崖と浜と海の位置関係おかしすぎませんか。
猛烈な波が吹き付けるアランでありながら海に依存し、海藻で芋を育て魚…
日本のプロレス史で例えるとUWFのような一本(わかる人にはわかるはず)。
「極北のナヌーク」(1922)を撮ったロバート・フラハティ監督の一本。アイルランドにある岩で出来たアラン島の過酷な畑作とサメ…
モルト飲みながら鑑賞。岩しかない島に海藻と砕いた岩でジャガイモ育てるという火星の人より無理な闘いを描いている。アランのニットの模様が家ごとに違うって話は知ってたけど、この海の荒れ模様をみてなるほど……
>>続きを読むスラップスティック的な農業や釣りのシーン、アクション映画のようなサメ漁のモンタージュなど、ほとんど演出のように見えないモアナに対して、この映画は明確に劇映画的な演出がされていることがわかるようになっ…
>>続きを読むドキュメンタリー映画の父ロバート・フラハティの作品
極北の怪異に比べると少し物足りなさを感じてしまう
しかし当時の生活を映像として記録するという素晴らしいことをしてくれたおかげで100年近くたった今…
同時代のどの劇映画よりも劇的で、映像的に惹きつけられた。ヴィスコンティの『揺れる大地』にどことなく似ている。
雄大な自然(と、それに対する卑小な存在としての人間)を、ロングショットを多用するこ…
大西洋からの強風にさらされた岩盤の上に海藻と少ない土で畑作りをし、3、4人乗りの小舟でウバザメ漁で肝油作り。アランセーターの故郷はまだ100年前は自然の脅威の中でも知恵を出し合いながら人々が暮らして…
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