ワンダーランドの作品情報・感想・評価

「ワンダーランド」に投稿された感想・評価

かつてポルノスターとして名を馳せた男が、ドラッグに溺れるうちに強盗殺人事件を引き起こさせてしまう。1000本以上のポルノ映画に主演した人物、ジョン・ホームズの「墜ちていく姿」を描いた実録映画。題名のワンダーランドとは、事件現場のストリートの名称。

本作では、事件の当事者の証言に合わせてフラッシュバックさせていく形式が取られている。MTV的な演出が大仰だが、概ねポジティブに働いているため、飽きずに鑑賞することができる。1981年度の出来事なので、音楽に懐かし系ロックが使用されているところも良い雰囲気が出ている。

主人公は過去の自分を引きずったままの落ちぶれたポルノスター。ドラッグの摂取と女を口説く行為を、ほぼ無自覚的におこなっていて、脱出不能の状況に陥っている。そんな主人公のゲス人間ぶりと、証言者の記憶の改ざんが大きな見どころ。

とは言っても、物語自体は想像通りのところに着地するので、これといった面白味はない。ポルノ業界を描いているわけではないのでエロ要素もなし。総合すると、可もなく不可もなくのクライム・サスペンスといった印象。
「ポルノ王 ジョン・ホームズは1000本以上のポルノ映画に出演。伝説のスターとなった。」

実際にあったワンダーランド殺人事件の映画化です。
サスペンスものというよりも実際の事件がどのように起こったかを追っている映画です。

一昔前のアメリカの時代が垣間見られます。
麻薬と銃と暴力と。ハリウッドの裏の世界で起きた事件です。

ジョン本人や捕まった仲間の供述からストーリーは作られています。この映画で面白いのは、供述に合う面と合わない面が存在するということです。実際に起きた事件だと往々にしてこのようなことがあるのでしょうね。
何が作り話で何が真実なのでしょうか?

またノンフィクションだと思うと、昔のスターの生活が興味深くて面白いです。

「ケースの中身をお金に換えないと。」
真実はどこにあるのか。サスペンスそうでサスペンスではない。
実話なので、リアリティはあるものの、感情移入はないな。
こんな時代もあったのね的な映画。ヴァル・キルマーは好きな俳優なんだけどね。
アメリカ全土を騒然とさせたワンダーランド殺人事件が題材。「ブギーナイツ」のモデルにもなった伝説のポルノスターであるジョン・ホームズのドラッグまみれで落ちぶれた末路。モノの大きさは幸せな人生に比例しない。
loco

locoの感想・評価

4.3
2回観た、好きな実話映画の中更に好きな映画。

悪な感じも、真実がなんなのかもいい。
tulpen

tulpenの感想・評価

3.3
[DVDレンタル]
1981年の夏、ハリウッドのワンダーランド通りで起こった最も残虐な未解決事件「ワンダーランド殺人事件」
この事件の容疑者とされたポルノ・スターはジョン・ホームズ(ヴァル・キルマー)
自分の一物のデカさを武器に70年代のハリウッドで圧倒的な人気を獲得した人物。
そう!ポール・トーマス・アンダーソン監督のデビュー作の
『ブギーナイツ』で、マーク・ウォルバーグが演じた主人公のモデルはこのジョン・ホームズなんだそうだ。 一部では『ブギーナイツ』の陰画とも言われてるそうw

ホームズ、その妻・シャロン(リサ・クドロー) ギャング仲間の1人・ ディラン・マクダーモットによる3つの視点で構成されていて4人が惨殺されながらも迷宮入りした事件をたどっていく…というお話。
エンドロールのジョナサン・デイヴィス「Love On The Rocks」がいい。