ブラック・ダリアの作品情報・感想・評価

「ブラック・ダリア」に投稿された感想・評価

ちゃみ

ちゃみの感想・評価

2.0
流し見だとよくわからない
ちゃんと見れてないのでまた機会があれば…
MODS

MODSの感想・評価

2.0
何のこっちゃよくわからんまま終わった…。
登場人物が多くて、事態が何転かするけども、最初に転がってる時点でよく分からなくなって、後はもうずっとぼんやり見てました。
2006年作品。DVDにて鑑賞。
監督: ブライアン・デ・パルマ
美術: ダンテ・フェレッティ
撮影: ヴィルモス・ジグモンド

興行的にも批評的にもほぼ惨敗の不人気作である。いわゆる実話としての「ブラックダリア」事件と捜査を描いた作品ではなく、あくまでエルロイの小説の映画化だという点には、留意されたい。

デパルマは、アメリカでは珍しい(?)ヒッチコックマニアである。ただその解釈が、ヌーベルヴァーグ一派とは180°異なり、演出というより、ビジュアル面でヒッチコックを真似たことで低評価(&カルト人気)を被ってきたという過去がある。

この映画はいわゆるフィルムノワールである。
猟奇殺人事件を扱っているが、センセーショナリズムからは、程遠く、つまりは通俗的ではないが故に一般的には、評価されていないのではないか。

原作は以前1度読んだだけなので、いちいち比較したわけではないが、かなりの省略と変更がある印象。ストーリーの基本ラインは変わらず、スケールが小さくなった印象だ。原作が、読み進むにつれLAという街があからさまになっていくのに比べて、映画は、結末な向かってよりパーソナルな水準に着地していく。ただコレは狙いとしてあながち間違いではなかったと思う。

全体に、デパルマ流の派手なカメラワークが影を潜め、オーソドックスな演出に終始している。被写体と画面の関係が良好で、ミドル〜ロングショットが中心の絵作りは、好感が持てる。

特筆すべきは、プロダクションデザインの素晴らしさ。1940年代後半の再現に留まらず、重厚感溢れるセットで作品世界を決定づけている。特に、中盤でジョシュ・ハートネットが彷徨うレズビアン・バーのシーンは、名手ジグモンドの撮影も相まって、悪夢的とも言える出来映えだ。

この映画のやや弱い点は、やはり俳優だろうか?ブロンドのファムファタールと黒衣の悪女という組み合わせは、多分に「青い戦慄」(原題: Blue Dahlia)を意識したものと思われるが、S・ヨハンソンもH・スワンクも夢幻的という雰囲気には程遠く、唯一モノクロの劇中映画(ブルーフィルムだ!)のダリア役のミア・カーシュナーが最もノワール的であった。

また、男優二人も存在感が薄く、特にリー役のA・エッカートは全く印象に残らなかった。主演のハートネットは、弱さが役柄にマッチしていて悪くない。

前評判から、「3つ数えろ」みたいな巻き込まれ型の、ストーリーがよく分からない作品を想像していたが、見終わってみると、改めて複雑怪奇な原作をよくもここまで纏めたものだと感心する。本作は、失敗作かもしれないが、全く見る価値がない作品ではない。
MiYA

MiYAの感想・評価

3.3
原作の魅力を十分に再現したかというと疑問です。原作のポイントは、亡きブラック・ダリアの幻影に刑事が狂気に陥っていくところにあるはずですが、そのあたりが弱いのです。

フィルムの中に出てくる彼女の映像は実に魅力的だったのに、スカーレット・ヨハンソンとヒラリー・スワンクの存在感が強すぎたせいで、ブラック・ダリアが霞んでしまったように感じます。これは製作者の失策ではないでしょうか。

まぁ、どうしても「LAコンフィデンシャル」と比較してしまうので分が悪いのですが、サスペンスとしては上々で、事件の真相も意外性十分です。ただもっと「狂気」を生々しく描いてほしかったですね。
tori

toriの感想・評価

3.5
ブライアン・デ・パルマ/ヒチコック的アングル満載で楽しめた 
恋するヒラリー・スワンク初めて見た

であるが単細胞である自分にはこの映画は難しすぎた
これは酷い。

ごちゃごちゃ。

2転3転4転疲れた。

エリザベスショートの美しさの虜になっていく人たちを書きたかったようであるが、ごちゃごちゃしすぎ。
LAコンフィデンシャルみたいな映画を期待すると、まあ観れるには観れたけど、結果的に、うーーーーん……な作品。
metamegane

metameganeの感想・評価

3.6
原作ありきだろうけど凝り過ぎたストーリー、好きなほうなので理解は追いつく。
一人称視点や長回しは使ってるけど、監督らしい狂気描写はメインキャストにほとんどさせておらず、もったいない。

このレビューはネタバレを含みます

2006年。原作はエルロイの同名小説(初版1987年)。原作にあったリーのメキシコ行きとバッキーがそれを追う過程は映像化されておらず、ホールの階段の段差を利用したシーンへとコンパクトに差し替えられている(同監督の『殺しのドレス』[1980]をちょっと思い出した)。過去にトラウマを持つケイ役とエリザベスに影響を受けたヴァンプのマデリン役の女優は逆の方がよかったのではと思ったが、それだとタイプキャストすぎるのか。猟奇映画ではないが、口を裂かれたベティの顔が画面から見切れるくらいの角度で少しだけ見えるのが怖い。
1940年代のハリウッド映画芸能業界で起きたブラックダリア事件という惨殺事件から着想を得た同名フィクション小説を題材にデパルマがノワールしてみた映画!

デパルマの悪趣味さが活きそうなテーマなのに、なんか上品にしようとしてる。お得意のケレン味たっぷりの編集もあまりなく大人しい。

地味にボクシングシーンのエルボーブロック描写がスゴイ!

原作者はL.A.コンフィデンシャルの原作小説も書いたノワール作家ジェイムズエルロイ。有名らしい。

ノワールも好きだけど、ハードボイルドの方が好きかな!笑
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