スペイン内戦直前を背景に、病弱の少年が心優しい先生との交流を通じて成長していく姿を描く

内戦で失われた繋がりや理不尽な社会を、穏やかな映像で重く心に訴えかける巧みな演出
まるで嵐の前の静けさというような、ゆったりと進む物語から唐突に突きつけられる戦争の現実

この映画は、命の大切さや友情や恋といった普遍的な少年の目線の成長物語でありながら、戦争の忌まわしさが重くずっしりと描かれるので余計に辛い
戦争のもたらす罪深い負の感情に呑み込まれてしまう子どもたち…

胸クソと言われる映画はそこそこみてきたつもりですが、久しぶりに心をズタズタにされた
切なくて苦しくて強烈に胸が張り裂けるラストシーンに思わず涙
スペイン内戦の時代背景を知っているとより一層辛いのかもしれません…
二度と観たくはないけど反戦映画の傑作です

〔Rotten Tomatoes 🍅96% 🍿91%〕
〔IMDb 7.6 / Metascore 69 / Letterboxd 3.8〕

2020 自宅鑑賞 No.378 GEO

• #傑作

それまで丁寧に描かれてきたストーリーが、跡形もなく吹き飛ばされてしまうほどの破壊力…

ほんの僅かに残された爪痕のようなエピソード(オオカミに背中を噛まれた少女など)が、観終えた直後の心象風景の伏線として思い出されます。


心が洗われるような美しい情景と残酷なほど不条理で悲しい現実…

戦争の描写がなくても、戦争がもたらす理不尽を伝えるこの物語は実に生々しくかなり辛い。

ラストカットから色を落としたモノクロのモンチョ少年の顔が残るエンドロールは言葉にならない…


蝶の舌と鳥の名前…彼の 精一杯 がいつまでも心に残る良作です。

不穏な社会情勢下にある
時代のスペインを背景に、
8歳の少年と老教師の交流を
描くスペイン発🇪🇸のドラマ
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㊙️こんな展開になるなんて㊙️

喘息持ちで皆と一緒に新入生に
なれなかった少年。不安の中で
学校へ行くと、そこには優しい
老教師が...。人見知りの少年は
この先生のお陰で少しずつ学校に
馴染んでいき色々な事を教わるが...

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8歳の少年と老教師のほっこり物語🌸
ではあるけど、後半で意外な方向に進み
衝撃的なラストを迎える作品です💁‍♀️

この少年が学校で初めて友達ができたり
初めて恋をしたり、《蝶にも舌がある事》
を先生に教えてもらったり🦋 …そんな
少年の日常がメインで描かれている🔍


正直、その場面いる？って思うような
どうでもいいシーンも結構多かったり。
でも後半から少しずつ雰囲気が変わって
【ラスト10分】で溜め息の連続展開が㊙️

そう、こうゆうのが観たかった...!!🙋‍♀️笑

ただ本作は当時の《スペイン情勢》が
絡んでくるので、その辺が私は無知で...
感動や衝撃はあったけど、同時に分から
ない点も出てきてしまったので、鑑賞後
に色々調べました🔍知識不足🙋‍♀️

最初から知識がある状態で観たらスコア
は今より《0.2》位UPしたと思います⤴️

それでも無知な私でもこのラストは
いつものポーズ🤦‍♀️←が出てしまったし
エンドロールの余韻もまた深かった...

鑑賞後に溜め息つきたい人は是非♡🦋
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❁⃘*.ﾟ🌼にゃす君ありがとう🌼❁⃘*.ﾟ

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