命をつなぐバイオリンの作品情報・感想・評価

「命をつなぐバイオリン」に投稿された感想・評価

まあ

まあの感想・評価

3.9
戦争に翻弄される3人の子どもと家族。戦争の愚かしさは芸術をもってしてもどうにもできない。それでも心だけは支配されない。それが哀しい
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
神童バイオリニストがナチスから生き延びるために命懸けの完璧な演奏を強いられる。悲劇の物語のわりに美しく軽やかめに纏まっていた。安定感があるはずのない、子供三人の関係をもう少し深く描いて欲しかった気がする。
メインの三人が美しかった
音楽に軸を据えた映画にハズレなし?
fuzy

fuzyの感想・評価

-
2014/3/13に鑑賞していた。美しい音楽と対照的に終始寂しさを感じた記憶がある。曖昧なので近々再鑑賞したい。
mh

mhの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ソビエト連邦下ウクライナが舞台というレア設定のホロコーストもの。
独ソ開戦の時点では、NKVD(ソ連秘密警察)などが活躍することでにドイツ人の身に危険が及ぶようになる。普段とは逆の構図で面白いなぁと思ってると、ナチスドイツが侵攻してくる。ナチスドイツがウクライナを支配するようになると立場が逆転する。
ドイツ人は特権を得て、ウクライナ国内にいたユダヤ人は集められ以下は知っての通り。ドイツ、ポーランドばかりではなくヨーロッパ全土からユダヤ人を集めて虐殺していたという史実に沿った展開。
そんな時代にあった音楽家のスーパーキッズふたりが翻弄される話で、原題「Wunderkinder」はまんま、「天才児」という意味。
なにがいいって、このふたりの佇まい。
「わたしたち結婚するものだと思ってた」「僕も」みたいな会話を真顔で交わすとかキャラ立ちすぎてる。
アメリカ原住民にはまっているという男の子の設定もよかったし、感情を表に出さない女の子もいい感じ。ふたりの間に割って入ってくる凡人の女の子を、あっさり受け入れるあたりも天才っぽさを物語っている。
クライマックスの演出(リンゴ食うカットバック)などうまくいってないんだけど、失語症の伏線回収をそこに重ねてくるなど、シナリオがとてもうまい。
家政婦がユダヤ人の処遇について口を滑らすけど、家政婦自身は自分が何をいったのか理解できてないのとか、適切すぎて憎いくらい。
「地獄に落ちるのは神を信じる者だけだ」などのいいセリフも多かった。
配色、美術もすごくて作品世界にどっぷりと浸れる。
CGがちょいちょいチャチイのはご愛嬌。
内容が内容だけに過酷なオチだけど、それ含めて、素晴らしいホロコーストものに仕上がってる。
史実を元にしたフィクションだという点もポイント高い。「死刑執行人もまた死す」とか「ミケランジェロの暗号」と同じタイプの映画。
自国をちゃんと悪く描けるドイツ映画が素直にすげーわ。
めちゃ面白い!
namiki

namikiの感想・評価

3.5
Roman Nowocienがとてもいい仕事をしている。美しく悲しい子どもの物語。
フィクションですがありそうな内容でした

戦争に翻弄される子供達しかもドイツ人とユダヤ人だから尚更複雑。
Chibio

Chibioの感想・評価

4.0
戦争でいいことなんて何もない。
子どもたちが自由に、好きなように音を奏でられる世界であってほしいと強く思いました。
ナチスやユダヤ人の関係する作品として鑑賞。ドイツ人の女の子、ユダヤ人の神童といわれる演奏家二人。彼らの出会いと共に時代は進み、やがて戦争が勃発し……といった感じに進んでいく。
心が穏やかになる素晴らしい音楽に惹かれるが、内容はかなり真面目な本作。
撮り方が映画というよりドラマのようだった。一瞬でシーンが変わったり、また暗いシーンではなかなか視認できず、台詞で「今こうなのか」と思うところがほんの少しあったかな。
戦争に子供が巻き込まれるということ、またナチスを題材とした作品では必ず含まれる「どうしてユダヤ人だからって迫害されるの?」という理不尽極まりない行為への疑問がしっかりと描かれていた。
るみる

るみるの感想・評価

3.7
独ソ不可侵条約が破られて、ユダヤ人が迫害される…。

ウクライナでの、ドイツ人ハンナとユダヤ人の神童アブラーシャ、ラリッサに芽生えた友情。

子どもたちには人種など関係ないのに、戦争は残酷なもの。
情勢により立場が一変したり、
演奏前に威圧し、命がけの演奏をさせられたり。
理不尽で、でもどうしようもなくて、やるせない…。

この迫害により殺害された子どもは、なんと150万人。
>|