ザ・フライの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「ザ・フライ」に投稿された感想・評価

デヴィッド・クローネンバーグ監督を知るきっかけとなった本作。セスが蝿男へと変化する過程は見ていて切なくなる。悲劇的なホラーラブロマンスだと個人的には感じた。
こわい!!!!!!!
トラウマ級にこわい!!!
テレポートするために細胞レベルで分解して融合するなんてどう考えても悪い結果しか想像できないじゃん!
こわいよ!!
目から涙がこぼれ落ちる程に号泣してしまった。こんな事になる映画には年に何本かしか出会わないのだが、やはりこの映画に備わった純愛を目の当たりにしたら、泣いてしまうのは当たり前だろう。物質転送装置の研究に勤しむ天才科学者 ブランドルと、彼と相思相愛になる女性 ヴェロニカの悲恋を描く。まずはやはり主人公ブランドル博士役のジェフゴールドブラムの素晴らしい演技無しには語れない。肉体がハエに変容していき、人間としての尊厳を失っていく苦悩をこれ以上なく表現している。そして、それに説得力を与えるのが圧巻の特殊メイク。腕相撲で腕をちぎるのは序の口。口から吐く酸で手やら足やらを溶かすシーンは凄まじいし、特に最後の最後に登場するハエ男最終形態への変身シーンの衝撃は言葉に言い尽くせないものがある。だが、この映画が真に歴史に残り、評価される所以はあのラストであろう。ハエ男という新たな種への進化の過程で失ってしまったかに思えた人間的な愛が、最後の最後で復活し、選択を促す。はっきりと言わせてもらうが、このラストで涙を流せない人間には人の心は無い。クローネンバーグの過去作で言えばこの映画の前作「デッドゾーン」とも完全に重なる終わり方である。これこそがまさしく究極の純愛であると言う事に疑いの余地は無い。ホラー映画としても、ラブストーリーとしても、一級品の作品だ。
maico

maicoの感想・評価

4.8
父に勧められて観た映画。
気持ち悪いけどフィギュアが欲しくなるビジュアル
たか

たかの感想・評価

3.1
90分という短い時間だったので展開が早く話がサクサクと進んで観やすかった(前半は展開早すぎる部分もあったように感じだけど……)。
あと一つのネタで話を膨らませているので、どうしても短くなってしまうのだけども収まりはいいのではないですか?いろんな意味でわかりやすいSFだなーて感じ。
個人的にはホラーものが苦手なので、後半のほうのセスの変貌ぶりには鳥肌が立った。
前半の方に「お前らいつまでヤッてんねん!」ってツッコんだけど、後半でまあベタに効いてきましたよね笑。
めちゃくちゃ好き。おもしろかった。人間とハエの遺伝子組換えが行われて異なる2つの物体が融合。すごい話だった。ブランドルが徐々にハエへと近づいて行く過程も怖かったが、人間の赤ちゃんサイズのハエの幼虫が母体から生まれてくるシーンは個人的に一番キツかった。
Taka29

Taka29の感想・評価

3.6
ようこそブランドル博物館へ。君も見ていくかい?君も見れて光栄だね。〔ハエ化のセスブランドル〕恐ろしやー、
再鑑賞‼️何故?それはユーチューブで、紹介していたから、もう一度鑑賞したいと思って...。
1回目字幕では、2回目は日本語吹き替えで鑑賞した。ジェフゴールドブラムの本当の声は、低くて、カッコいいので、ちょっと悲劇の主人公という感じがなかったからだ。「やばくて切ない映画というだけではない作品と思ったので日本語吹き替え版で鑑賞しましたよ(*≧∀≦*)」
日本語吹き替え版の声優さんは、津嘉山正種という人が声を担当しているが...。

鑑賞してこっちの方が共感できた感じがした。まあ、グロイし主人公の日に日に変わってくる行動、言葉も怖いのだけど、何故怖いのか?何故グロいのか?と考えたときにこうだったのではないかと感じられ、非常にわかりやすくて良いのではないかと思ったからだ。
まあ、字幕版でも、主人公の表情や行動、言葉はやばかったのだが、吹き替えで聴くとよりやばく感じて、何故こうなってしまったのか?と考えさせられた。
それはセスが科学者である前に一人の人間だったのではないかという事。
だから「彼は、嫉妬し、見落としという失敗をしたのではないか」と感じられた。
そしてあの行動。頭が蝿化し狂っても最後まで人間にもどりたいと思っていたのではないかと。
1958年の映画作品。ハエ男の恐怖をデヴィッドクローネンバーグがリメイク。
とても切なく考えさせる映画だった。
これは、字幕で見た時と変わらない...
デイヴィッド・クローネンバーグ監督の美学が凝縮された、バイクのエンジンにヒントを得たトライポッドからビックリな最後まで、よくぞ古典をここまでブラッシュアップしてくれました!

この時代のホラー映画にありがちな
あまり本編に関係ないシーンが印象に残る



きっちりお約束通り!

80年代を代表する傑作、是非!
ほかの作品より髪の毛のボンバー感はマシてあるが、ジーナ・デイヴィスの麗しさは安定。
哀しさありながら色んな意味で、ヒューマンでは終わらせないのがクローネンバーグ流。
悪趣味感満載だが哀愁にじむ秀作。
moka

mokaの感想・評価

4.7
切ないし究極だし、作り込まれてる。すごい。多くは語らずとも 私はこの映画がすき
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