肉体女優殺し 五人の犯罪者の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『肉体女優殺し 五人の犯罪者』に投稿された感想・評価

鬼才石井輝男監督が、新東宝デヴュー初年度作乍ら、彼らしい江戸川乱歩調のエロチックでおどおどろしいスリラー世界を構築した娯楽映画の佳作。清純可憐な浅草ロック座ストリッパー三ツ矢歌子に、精肉店店主林寛率…

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◎浅草ロック座ストリップダンサー殺人事件

1957年 新東宝 モノクロ 74分 スタンダード
*ホワイトノイズあり

現在も現役で開場している数少ないストリップ劇場、浅草ロック座で、芝居仕立てのシ…

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浅草を舞台にした犯罪ものの佳作。マンホールの捕り物が見応えあり。

舞台となる浅草やストリップ劇場の描写にそこはかとない江戸川乱歩のテイストを感じさせるスリラー映画、淀みなく話を進行させていく石井輝男監督の娯楽のツボをわきまえた演出が堪能できるけれど見終わったあとは…

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浅草のストリップ劇場で発生する殺人事件という、監督ならではの煽情的な設定にワクワク。
中国雑技団並みに柔軟なフランス座の現役ダンサーらを起用したダンス場面も、要所に登場する。
グラマラスな肢体を活か…

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一
-

相変わらず僕の心をザワめかせるヤング宇津井健。殺人事件の真相を追う熱血ブンヤを演じているが、無実の罪で連行された容疑者の妹・三ツ矢歌子に対して最初から下心丸出しにしか見えないのは僕の目が濁っているか…

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4.0

アクションとお色気というこの時代の映画の王道をいく娯楽作品の佳作。
フィルムノワールあるいはドイツ表現主義を意識したような石井輝男監督の意欲的な挑戦が強く感じられる! 特に、悪党(天知茂)がダンサー…

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an
3.0
睡魔ありつつぼんやり鑑賞。ストリッパーにダンスのスパルタ指導をつける天知のシーンが無駄にカット割りまくっていて笑った。宇津井健は爽やかにヒロインを誘惑してるけど何かがおかしい…
SHIMA
4.0

2016.07.02 神保町シアターで鑑賞。
1957年(S32)新東宝、監督は石井輝男。浅草のストリップ劇場を舞台とする江戸川乱歩風味のサスペンス映画。まだ仁丹塔があった猥雑な浅草のロケが素晴らし…

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