ハリウッド映画みたいな、セットの中で動くカメラは鈴木清順の特徴。
邦画とはいえ、ノワールは「ヤクザ」ではなく「ギャング」が出てきてほしいと思うんだけど、この作品はちゃんと「ギャング」の雰囲気になっ…
「多様性」だの「持続可能」だのいう今時の知ったかワードを使って説明を試みるとだな。白木マリとか鈴木清順とかいう異色の存在を「多様性」として受け入れていれば、日活は「持続可能」だったのではないか。なー…
>>続きを読む佐治乾の脚本を鈴木清順が監督したアクション映画。水島道太郎は、地下水道に隠したダイヤを取りだし、世話になった安部徹に譲る。それが面白くないボスの芦田。ダイヤの争奪戦に。危うくなった安部はダイヤを呑み…
>>続きを読む画質がとにかく悪くてちょっとショック。見れるだけ嬉しいのだけれど。位置関係がまるで無視された水島道太郎と白木マリの追いかけっこ、照明が割れまくる銃撃戦、近藤宏の狂気。芦田伸介が一瞬にして人質にされる…
>>続きを読む23.09.03 神保町シアター
(日記より)
今日、神保町で観てきた鈴木清順の映画は水島道太郎が渋かった。でも暗黒街の美女?ヒロイン役の白木マリはすれっからしで美女と呼ぶのはちょっとどうかと思っ…
初期清順にして既に渋いノワールしてる。
地下道から始まり、トルコの地下から石炭掘って逃げるラストまでハラハラ、汗かく感じ。ダイヤの隠し場所が人体からマネキンにいったり、動き回る白木マリさんのボディ含…
清順名義の最初のやつって事で、初期作品ながらそれっぽさが満載。ハートのやつ居たっけって感じなんだけど、スペードやクローバー等がダイヤを巡るって構成からして洒落てる。〜と見せかけての人を喰ったカメラワ…
>>続きを読む引き締った日本製フィルム・ノワール。オープニングの地下水道から気合が入っている。倉庫屋上の立ち回り、霊安室内のサスペンス、トルコ風呂施設内からボイラー室内に至る立ち回り、いずれも見事だ。霊安室内でフ…
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