ヴェーラのノワール特集で上映された作品から
作品の規模が大きくてびっくりした。かなりの大作。小杉勇が乗る機関車は、工場内を走るものでは? それくらい舞台になる製鉄所が広く、モブもすごく多い(本物の…
名優小杉勇が、大製鉄所の定年間近鉄道機関士の悲劇を主演、監督したサスペンス映画の水準作。前科者職員安部徹が、従業員更生資金を強奪し仲間を射殺した現場を、深いスモッグの中小杉が目撃👁️、線路🛤️脇に置…
>>続きを読む役者から監督に転身した小杉勇の面目躍如たる監督&主演作。タイトルからいつもの日活アクションかと思いきや、アクション要素の少ない人間ドラマだった。年老いた機関士とその家族が描かれる雰囲気を観ていてピエ…
>>続きを読む夜の製鉄所と機関車、そして海霧というなんともハードボイルドなシチュエーションで描かれる硬質なサスペンス。またそれに留まらず、父娘の人情話や馬鹿正直な男の矜恃、定年男の悲哀までもが描かれ、めっけものの…
>>続きを読む小杉勇の監督&主演作。
ブラッドリー・クーパーか!っていうくらいに美味しい役を
美味しそうに
自分の監督作でやり尽くすっ!
ブラッドリー・クーパーと違うのは抑えた演技に徹してるとこですね。
さ…
製鉄所が映る映画はやっぱり好きだ。人生はお金が全てではないけれど、お金がないのは本当に不幸だ。大金が目の前に現れるのってチャンスどころか厄介事かもしれない。
犬の鳴き声が昔うちで飼っていた犬とそっ…
(35mm)
導入の数分間で傑作の雰囲気を出し、最後までしっかりと見せ切る骨太の映画。
日活映画でありながら、定年間際の労働者が主人公であることに驚かされる。
冒頭から福祉の話が中心で作り手の使…
タイトルで損してるかも。工場萌えと人間の弱さ。
海霧がたちこめる夜の製鉄所内の、溶けた鉄の明るさに目を奪われる。さまざまな角度で工場をとらえる。撮影は危険と隣り合わせでもあったろう。
哀愁を秘めた小…
小杉勇、主演・監督作品。
巨大な製鉄所(小倉?)付属のSLの老運転手の小杉が、泥棒が落とした大金(それは労働者仲間へのボーナスだった)を、たまたま自宅に持ち帰ってしまい。それを告白できずに悩む。と…