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心の指紋
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目次

心の指紋の作品紹介

心の指紋のあらすじ

末期がんに侵されたナバホ出身の凶悪犯・ブルーは、診断に当たったエリート医師・マイケルを人質に取って病院から脱走する。ブルーの目的は先住民に伝わる聖なる山を訪れることだった。聖なる山を目指す2人は、次第に心を通わせていくが…。

心の指紋の監督

マイケル・チミノ

原題
THE SUNCHASER
製作年
1996年
製作国・地域
アメリカ
上映時間
123分
ジャンル
ドラマ

『心の指紋』に投稿された感想・評価

4.0
がんで余命僅かであることを知った16歳の強盗殺人犯が、医師を人質にとり先住民の伝説の”神聖な山”の祈祷師に会いに行くロードムービー。 
マイケル・チミノが監督を務め、ウディ・ハレルソンとジョン・セダがW主演。 

義父を殺した16歳のブルーは、前科6犯の少年ギャングで、自分がステージ4の末期がんのため余命は1~2ヵ月であることを盗み聞きする。少年は先住民のナバホ族との混血で、ナバホに伝わる”聖なる山”の奥にある伝説の湖にいる祈祷師であれば病気を治せると信じ、移送中に逃走する。主治医のマイケル・レイノルズを人質にして、マイケルの赤いポルシェで逃走し、車を乗り換えながら、ロスからアリゾナのグランドキャニオンに向かう…

ハーバード大卒でがん科部長を務めるエリート医師が、自分のキャリアを捨てて、余命僅かな16歳の殺人犯の逃亡を手助けする。
当初は人質としてやむを得ず同行していたが、やがて少年の気持ちに触れて、ナバホ族の祈祷師に会わせるために、自らの意思で少年に同行して逃亡を助けるようになる。
最新の西洋医学が最良とは限らず、患者が本当に望んでいることを手助けしようと、患者本位の診療をするマイクが医師として立派です。
60~80年代のBGMがストーリーを盛り上げ心地よい。
生きるとは何を問いかける珠玉のヒューマンドラマです。
果たして余命僅かの少年は祈祷師と会うことができて救われるのか?
”美よ 我をとり囲め” 

2025.5 BS松竹東急で鑑賞(よる8銀座シネマ・ノーカット放送・字幕)
「ディア・ハンター」で第51回アカデミー賞作品賞・監督賞などを受賞し一躍名監督の仲間入りを果たしながらも、「天国の門」の大コケで制作会社の倒産にまで追い込んだマイケル・チミノ監督が手掛けた、おそらく日本での劇場公開最後の作品。

ロードムービーというテーマ自体が自分の好みであるし、マイケル・チミノ監督らしい繊細な人間の心の機微が上手く描写されており、劇場公開時には、かなり刺激を受けた作品。U-NEXTで配信されるとは胸熱。

末期癌を患う余命僅かの少年殺人囚が、自身の祖先でもあるナバホ族の伝承にある渓谷の不治の病さえ治癒するという湖に辿り着こうと、診察医を拉致して目的地を目指すという極めて正統派のヒューマンドラマ。

ハーバード大学を卒業しガン治療の専門医として大病院の部長昇格のチャンスをうかがうエリート医師を演じたウディ・ハレルソンがとにかくいい!この人、この強面の容貌から「ゾンビランド」シリーズのように、ちょっとハチャけた役どころの印象が強いんだけど、この作品や「スリー・ビルボード」なんかでのシリアスな役どころも見事にこなすカメレオン俳優。

今作でも、ちょっと鼻に付くようなエリートキャラから、凶悪犯である若者にピストルで脅されながらも車を走らせて交流していくうちに、次第に人情味溢れるキャラクターに変遷する様が実にリアル。

末期癌を患う凶悪犯を演じたジョン・セダも、ちょうどこの作品の前後にテレビドラマ「OZ」「サード・ウオッチ」でも大きな役どころで出演していた注目の役者さんであったし、16歳設定、かつ、余命2ヶ月の割には余りにもガタイが良すぎる・・にはさすがに若干の無理を感じながらも、先住民ナバホ族とのハーフという容貌はマッチしていたし、ウディ・ハレルソンとの相性もバッチリ。

名女優アン・バンクロフトの起用法も絶妙。

こちらのジャケ写でも使われているこの作品の名シーンでもあるアメリカ西部ならではの素晴らしい渓谷や雪積もる美しい湖など、聖地巡礼じゃあないけど訪れてみたいロケ地も魅力的。

作品内のエピソードで出てくる、カブトムシは常に太陽の光を追うようにして生きる・・からもってきた'SUNCHASER’という原題もいいし、あえて答えを出さないエンディングにも希望が持てて気に入ってる。

でも、ガラガラヘビに噛まれた時の対処療法、あれ、本当に正解なん?
4.0
『ディア・ハンター』『天国の門』のマイケル・チミノ監督の長編最後の作品。


16歳で末期ガンに侵され余命1ヶ月と知った殺人犯のブルー(ジョン・セダ)が、エリート外科医マイケル(ウディ・ハレルソン)を人質にして、ナバホ族に伝わる『聖なる山』へと向かうロードムービー。

ネイティブアメリカンの血を引くブルーは、薬での治療を拒み、ナバホ族の聖地にある湖に行けば病が治ると信じていた。
マイケルはピストルで脅かされて仕方なく同行するが、一緒にその地を目指すうちに心が通い合うようになっていく。

マイケルは幼い時、兄がブルーと同じように若くして不治の病で亡くなっていること、医師としての使命もあり囚人の少年を放っておけなくなる。

途中、アリゾナの乾いた土地で出会う自由人のレナータ(アン・バンクロフト)が発する言葉が良いアクセントとなっています。
 
心の交流を描いたハートフルロードムービー。
これは思いがけずに出会えた良作でした🌟

若いウディ・ハレルソンの悪戦苦闘の姿、ジョン・セダの弱々しくなっていく病状を出す目の演技も素晴らしかった👏

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