わかる。
愛おしくて愛おしくて、大切に守り続けてきたかけがえのない愛するものを手放さなければならないとき、もう自分の人生はここで終わりなんだ、もう自分には何もない、もうこんな世の中に未練はない。さ…
時が経っても色褪せない印象を残している映画のひとつ。ストーリーよりも空気、演出よりも人物、その“佇まい”のすべてが記憶に残っている。何より、勝新太郎のパフォーマンスに強く惹かれた。
彼が演じるやく…
冒頭からむちゃくちゃな暴力。勝新ってこんなに速いアクションできる人なんだ…(無知でごめん)。殴るというより蹴りがすごい。バイオレンスも最高だが、時間経過と共にどんどん相関図が複雑だったことが明らかに…
>>続きを読む異父兄弟の話
勝新は自分を制御できないThe鉄砲玉のヤクザ
妹はブラコンの兄にうんざりしている秀才女学生
最初は兄貴ヤバいしか出てこないですけど、物語が進んでゆくとどうもほんとにヤバいのは妹の方じゃ…
腹違いの兄と妹の危うい関係に、遺産相続とかヤクザの縄張りという要素が絡んでくるけど、結局は愛と欲望の物語に帰結していく増村作品
キレキレのアクションを繰り出す勝新は、その風貌から自分をコントロールで…